SFCドラクエ3プレイ記
第六話 バラモスの懐へ
ネクロゴンドの調査にやってきた我々。
調査と言えども薬草などは満載でクリアできそうならしてしまおうと言う気概も僅かにあります。
とりあえず敵と戦った感じではブーメランが猛威を振るい攻撃力は十分。
いつも通りの力押しと戦闘時以外のやくそうでの回復で宝箱の回収なども済ませました。
いなずまのけんによって石さんがエセイオラを使用可能になったのが大きなポイント。
エセとは言えどもノーコスト、マホカンタ無視と本家より強力な気もしますが。
それ以外にもアイテムの杖やらやくそう99個やらなんやらの保護を受けながらも戦いは順調に進み、
あのネクロゴンドの洞窟を気がついたらクリアーと言う感覚で突破。
ファミコンと違い難易度が低下しているとは言え、かなりマイルドなダンジョンになってました。
達成感があるかないか分からない中シルバーオーブを確保し、とうとうラーミア復活の権利を獲得しました。
ノアニールの北にある祠にオーブをセッティングし、ラーミア復活装置準備万端。
オムレツにして百数十人分はありそうな卵から飛び出したラーミア。
インプリンティングによってか我々を輸送してくれる便利なデカイ鳥で、これで岩山すらも突破できます。
しかし、いしのかつらを被りその上に角兜を装着した男が生まれて最初にみた物と言うのもな…
ラーミアに乗って岩山に囲まれた所に有る龍の女王の城へ。
この城、入るなり馬が居るのですがそうとなると若干一名にとってあまり穏やかな場所とは言い難い事でしょう。
そこで龍の女王からひかりのたまを受け取り、アリアハンに戻って装備の調整。
気がつくとメダルが60枚を突破したのでせいぎのそろばんをゲット。
それによりラースさんの攻撃力が一気に218と大台に乗りました。まるで戦士だ。
アイテムを整頓していると、きんのかんむりをすっかり返し忘れていたことに気がついたのでロマリアへ。
冠を返すなりいきなり国王に仕立て上げられた石さん。朕、誕生。
朕にそこいらを闊歩させ、プレイヤーが飽きてきたので元のゆうしゃに戻しました。
遊びはココまでにして、バラモス城の探索を始めます。
城の中はエンカウント率が少し低く、回収のために走り回るにはちょっと好都合です。
それでメダルやら装備できないまじんのオノやらをゲット。
後はバラモスへ備えて戦うばかりですがエンカウントの低さがもどかしいので、
元遊び人のカーンが見事なくちぶえで敵を呼び寄せるので心配無用。
戦闘もレムさんお得意のほのおのブーメランパワーや老カーンの呪文、
ラースさんと石さんの強力な攻撃などにより十分に戦えます。
エビルマージのマヒャドが痛いけど、薬草の束で回復しておけば簡単には死にません。
まだ、石さんべホイミすら覚えてないしね。
バラモスに勝てるんだろうかと思ったのですが、本来の適正レベルよりずっと低いレベルで到達しているだけなので
単純にレベル不足なだけでしょう。これまでが楽ばかりでしたからバラモスの壁が余計高く見えるだけです。
これを私はテッドブロイラー現象と呼んでいます。
テッドブロイラーもそこに至るまでが何の障壁も無いかなり楽できる展開なのでレベルが低く到達してしまい、
極端な強さに感じてしまうと言うあれです。レベル40位で戦う相手なのに20ちょっとで会っちゃったような。
って事でレベル上げをやるのですけど、くちぶえパワーとこれまでの修行不足か何かによって
戦闘回数を時間辺りの密度でかなり濃くこなせ、レベルがストレス無く上がります。
特にアサシンダガーを持ったカーンがはぐれメタルを撃退できる可能性を持っているのでかなりいい感じ。
更にホロゴーストがたまにすごろくけんを落とすので、手に入れたら一息つく意味も含めて
それを使って攻略していないオリビア岬のスゴロク場へ向かうと言うサイクルを形成。
そう、サイクルを形成するほどにクリアできてません。
ある時は穴に落っこち、ある時はダメージで死に、ある時は所持金を預けた直後で資金切れ。
スゴロクにこんな言葉を使うこと自体稀かもしれませんが、難攻不落とはこの事です。
ですがスゴロクがうまくいかない事で鬱憤晴らしに戦闘をこなすため、バラモス城へ向かうと言う
レベル上げ作業としては非常に望ましい流れとなっています。
しかし、いしのかつらによってがんこものにされてるせいなのか石さんのMPがあんまり伸びません。
やっとべホイミを覚えたと言うのにこれは流石に困ってります。なので、カーンがシャナクを覚えたら砕こうと思います。
それまでの間、カツラと別れの言葉でも交わしておくがいい…
…で、カーンレベル31。とうとうシャナクを習得。いしのかつらは粉砕されて長らくいしさんの名前右側にあった
MtGプレーンシフトのエキスパンションシンボルみたいな呪いマークはなくなりました。
石さん本来の性格、いのちしらずが復活。これもこれであんまりMP伸びなさそうだ…
そしていのちしらず復帰直後、レベル33にしてベホマ習得。
あと消耗するごとにイシスへ戻るのも意外に楽ではないので城から出てラースさんのおおごえで
旅の商人を呼び出したりしてやくそうを買ったり運がいいときは旅の宿屋で休んだり野良ヒーラーで蘇生したりしてます。
蘇生については1000G突破コース。それでも十分渡せる金額なんですけどね。
対する宿屋は400Gと半値以下ですが宿屋にしては高いのです。
しかしながら今はお金の使い道も無く割と貯まる金額なので問題ありません。
薬草も消費するお金があるのは確かですが消耗を抑えながら戦うと言う意味では
使っていくとイシスに戻る手間を省けるので気分は楽です。
こっちの方が手間が掛かるのかもしれませんがラーミアの移動速度が遅いのがどうにも!
伝説の不死鳥かもしれないが、「せきとば」を装着した武将とかよりも遅いんですよ。
5では竜の神であるマスタードラゴンだって自らパーティーを背中に乗せてスピード出してくれてるってのに…
ラーミアってのがこの不死鳥の種族の名前であって、個体を表す名詞じゃなかったら
我々のパーティーのラーミアの名前をアーダンにしてやりたいです!あんまりアーダン知りませんけど。
まあ、石さんが苦手とするちょっぱやで飛び回る飛空艇と違って存在の重みとかはあるんですけどね。
あとはもうね、ラーミアの上から魔法の玉を落としまくってイシス⇔バラモス城間に鉄道でも敷いてやりたいね。
或いはラーミアにほしふるうでわとかもうすぐもらえそうなしっぷうのバンダナをつけて素早さを上げてみたり、
翼にエンジンをつけてやりたいですよ。
…そんな調子でレベルをストイックに上げていった結果、平均38になり、
カーンも晴れてメラゾーマを習得しました。早速戦いを挑もうと思います。
エンカウント率の低いバラモス城を颯爽と駆け抜ける一行。
そこに現れたホロゴーストのザラキで死に行く石さんとラースさん。
超躓かされた気分になりましたが戻っていき返して再び突撃の末、バラモス前。
向上を述べるだけ述べると待ちきれずにバラモス襲撃。
まずはレムさんにくさなぎのけんこと無式を使わせて守備力を低下させる。
カーンはラースさんと石さんにバイキルト、しかる後にメラゾーマ。
石さんはメンバーの様子を見ながらベホマ待機しつつアタック、ラースさんはひたすら突撃。
いい役割分担だ。と思ったらメラゾーマが効きませんでした。
しょうがないのでマヒャドに切り替えて攻撃だ、と思ったらカーンがバシルーラでかっ飛ばされる。
更にメダパニで石さんが混乱、全体にイオラなどを放ちラースさん殉職、このバカ朕が!
レムさんもそのついでに死んでしまい生き残ったバカ朕も割とすんなり死亡。
全滅しました…作戦は悪くなかったんだけど、めぐり合わせとくさなぎのけん成功率が低かったんだな…
って事でめげずに再戦。作戦内容は同じです。
しかし、気がついてしまいました。石さんの素早さが低い事に。
これが所々で影響してきて、回復前にカーンとレムさんがイオナズンで同時死亡、
更にラースさんと石さんが手負いの状態になってると言うのにカーンの死体にゆっくりとベホマを唱えるありさま。
しかもラースさんの混乱を叩いて直すのも間に合わずバイキルトの乗った一撃を貰う石さん。
割かし全滅確定っぽい状態に陥る中、何故かバラモス解体に成功!
…バラモスが最後に一言言って散った後、何故だか分からないままいきなりレムさんとカーンが甦り、回復する一同。
その後、オープニング依頼となる声が聞こえ、アリアハンへ帰ることをお勧めされました。
どうやら声の主の力で甦ったり回復したりしたようです。石さんの幻聴じゃないのも確かです。
最後に声の主は我々をアリアハンにかっ飛ばしました。ファミコン版以上の強制力だ。
まあ、ゆうしゃがL1で死んでる状態で残りがルーラが誰一人使えない状態って言う制限プレイでやってるようだったら
ファミコンの場合キメラのつばさもってないと帰れないんですけどね。そう言う意味では良く出来ています。
アリアハンに戻ると、バラモスを倒した男として石さんが大変たたえられています。
普段の彼の扱いとは正反対です。
ログインして即自宅に何が起きたか分からない事になる人
…その石さんの功績をたたえてアリアハン王が宴を始めた途端、
例によって魔王ゾーマが兵士を無駄に感電させて実態ではないにしても何らかの方法で登場。
一方的な宣戦布告をして去っていきました。
と言うわけで、この面々の新たな戦いが否応なしに始まる事となりました。