ドラクエ3プレイ記
第二話 ガスマスクは何処!?
カザーブで装備を買いなおしつつレベル上げをする日々だったんですが、
なんとさまよう鎧の一撃で魔法使いが普通に死ぬため、蘇生代が掛かり、なかなか金はたまらず
おまけに魔法使い向けの防具が存在しないので致死率そのままという、
ある種の極限状態を維持しつつレベル上げてました。
そのレベル上げのお陰で1発では死ななくなりました。2発で死にますが。
でもHP自体とわずかながらも守備力が上がってるので軍隊ガニとかキラービーごときでは
簡単には殺害されなくなりました。簡単には。
…さて、全員レベルが10を突破したのでそろそろシャンパーニの塔に突っ込もうと思います。
これ以上レベル上げするのは我慢できないので。ちなみに、まだHP40を突破してる魔法使いは居ません。
とりあえずハンターがHP60超えてるし、簡単には死なないため全滅はしないはず。
と言う事でMP温存するために逃げまくるという強行軍を展開。そんな中悲劇はいらっしゃりました。
ギズモはメラを唱えた!
しまった!呪文を忘れてた!こいつは防御力関係無しでダメージ与えてくるアーマーイグノア!(和:装甲無視)
鉄の鎧や鉄の盾で身を固めた勇者様と言えども連続で食らえばもれなく死!
しかもそんなギズモとカップリングwithでよく付いてくるお化けキノコが吐瀉する眠りガスのせいで無抵抗もいい所。
もっと言うと道中毒イモムシの毒ガスで全員毒を食らい、解毒手段なしで進行と言う貴重な経験までしました。
ガスマスクがあればこんな物完全遮断だってのに!(ゲームが違います)
…当然ですが、塔に突入してからやっと毒消し草を持っていない事に気がつくと言う
非常に優秀な商品管理スタイルのせいで勇者のMPと薬草消費しまくり。
って言うかシャンパーニの塔ってこんなサバイバルな場所だったっけ?
まあそれでも以前買ったまま完全に忘れてると言う形で持ってた薬草がかなりの数あったので、
生還率上昇に大きく貢献し、全員生きて無事にカンダタ戦に挑めることとなりました。
こいつらは物理攻撃だけなので防御力アップのスクルトを連発すれば死ななくていいはず。
…で、思惑通りスクルトを2ターンに渡って唱えて準備万端、既に魔法使い生き残りは林さんだけ。
しかも次のターンに林さんもしっかりカンダタの斧で昇天。残すは勇者一人だ。
でもこの時もう勇者の防御力はカンダタの攻撃で4ダメージしか受けないので屈強極まり無いです。
結局勇者の目覚しい活躍で残ってた子分3匹とカンダタ撃破しました。大勝利です。
この際勇者を取り囲む棺桶3つは気にするな!
町に戻って塔にあった宝箱のお金で老人を蘇生して、この勢いならばと調子に乗ってアッサラーム方面へ。
もちろん敵に会わずというわけにも行かず、途中キャットフライ4匹に出くわした。
こんな奴ら全員でギラ唱えて遺伝子の欠片まで焼き尽くしてやるさ!
ところが見事なフットワークで先手を取り、キャットフライがこぞってマホトーン(呪文封じ)。
全員が魔法を封じられ、回復手段を絶たれた勇者と、MPほぼ全快で廃人と化した魔法使い。
その状態から逃げることを選択したが逃げられず、勇者の盾となって散り行く魔法使い。
そして気がつくと、全員棺桶に入っている魔法使い。
次の瞬間、(この展開を先読みして用意した)キメラの翼でアリアハンに帰る勇者の姿があったそうな。
こんなパーティーが魔王バラモスを倒せるのか!?
という以前に龍王ヤマタノオロチに勝てるかと言う時点で既に怪しい。