ドラクエ3プレイ記
第三話 地底は続くよ何処までも
アッサラームはいくらなんでも無謀だと判断した私、ノアニールの洞窟辺りで腕試しをしました。
洞窟内部で泉を利用してレベル上げ、モンスターに全員でギラを唱える喜び、
どうすればいいのか全く分からない聖なるナイフ入手などをこなしてるんですが、
何故か妙に洞窟を歩くだけで異常なまでの緊張感がある。
何しろ逃げるのを一度しくじるだけでパーティーバランスは簡単に崩れ、回復手段は薬草と勇者のホイミだけ。
そんな状況で奥を目指す私たちに追い討ちをかけるかのように現れるモンスターたち。
誰だろうととりあえず20ダメージを与えるヒャドを打つバンパイア、
守備力低下のルカナンで脆弱な守備を更に脆弱にするバリイドドック、
寒そうな紫の色してるのに意外とギラが利き難く、集団で出ては眠り攻撃を仕掛けてくるマタンゴ、
強烈な一撃で魔法使いをすぐに昇天させようとする人喰い蛾。
中でも人喰い蛾はギラ2発で確実に壊滅できる反面、攻撃力意外と高くて薬草が無くなること無くなること。
今日ほど洞窟の宝箱から薬草が出てくる事を望んだ事は無い!
しかし、戦闘については我々のパーティーも負けてはいません。
最深部に行けそうな程度のペースでギラやヒャドをガンガン放ち、
現れた敵に極力2ターン目を与えない戦術を展開させます。
そんなペースでとりあえず一番下についたときには勇者のMP7。薬草在庫切れ。
もう夢見るルビーに到着する頃には一人死んでてもおかしくない状態です。
そして案の定次の戦いでエメット博士死亡。生き残りにはホイミを全力で唱えてなんとか応急処置。
このままだと危ないと思いつつ前へ進むと人喰い蛾の奇襲に出会い戦闘不能魔法使い、林さん追加。
生き延びた勇者も既に先の戦闘で受けたダメージ回復の為にMP1、
逃げるしかないと判断したところで逃げるのを一度しくじる。死者は出なかったけど代わりに毒を受けた。
しかし魔法使い2人という尊い犠牲のお陰で無事に夢見るルビーを手に入れた一行。
さて、ダンジョン脱出魔法リレミトを唱えて凱旋帰還だ!唯一リレミトが使える(つまり生きてる)光圀、ゴー。
MPが足りない!
……度重なる戦闘で残りMP5(リレミト消費MP8)とは。
そうだ、夢見るルビーは使うと眠りと麻痺の効果があったはず。そして全員が麻痺か死亡で全滅できる。
命を落とす事無く全滅(蘇生の手間をカット)できる。なんて便利な自殺アイテムなんだ!
用途が違う?使える物は正否を問わず全て使うのが冒険者だ!
ってことで夢見るルビーこと何処でもリレミトを使う事で全員が麻痺する事に成功。
しかし全滅はしなかった。
どうやらこの状態で戦闘に入らないとならないようです。しかもものの2〜3歩で麻痺が消えます。
…結局、普通にその辺をうろついていたバンパイアと人喰い蛾に滅ぼされて無事アリアハンに帰ってきました。
いや、無事じゃないな。無事じゃ。お手軽ではあるけど。
全滅したせいでお金が減ってたりしてショックだったのですが、
これでノアニールに売っている魔法使いも装備できる防具、みかわしの服が手に入る!
今まで皮の帽子(ただし、エメットだけはカンダタから奪還したロマリア王の金の冠を装備)と旅人の服だけという
ヒッチハイカーと大して変わらない物を身にまとってる感じの魔法使いもついに守備力が上がります。
使うと眠る上に麻痺という殺人ルビーをエルフの村の長老に渡して目覚めの粉を入手。
それをノアニールの町で使って無事に買い物が出来る環境を作りました。
いよいよ守備力アップの瞬間がくるわけです。
*「すみません。 それを かうには おかねが たりませんが……。
みかわしの服、一着2900Gもしたっけ…
現在所持金1200Gの人間が買えるわけでもないのでとりあえず先を、アッサラームを目指す事にしました。
今回はキャットフライにも一度しか会わずに、魔法使いの犠牲も林さん一人しか出ないで到達できました。
で、この町の周辺は魔法使いに対してビックリするほどお手軽に死を教えてくれる暴れ猿とか
魔法使いに無力という言葉を教えてくれるキャットフライとか油断ならないのが勢ぞろいで御待ちかねしてるので、
ココは一つイシスまで突っ走る事にした。
道中、買いだめした薬草が役に立ったり、キャットフライに出会わずに済んだためやや簡単に到着。
その過程で地獄のハサミとか言う常日頃スクルトを唱えてはタダでさえ220もある防御力を
110単位でアップさせるためにソルジャーには成す術が無いモンスターが出ましたが、
そこは魔法使い、防御関係無しの呪文で悩殺しました。
という事で干物にもならずイシスについた一行。早速城からほしふる腕輪を失敬して勇者の素早さ倍増。
次に目指すは、ピラミッドだ。
言える事としては、呪文の使えない地下で黄金の爪を取ったら、間違いなく、殺される…