ドラクエ3プレイ記
第九話 死闘!ネクロゴンド!
凍てつく空気を切り裂いてじじいに遅れず飛んで見せたいとばかりにレベル上げをしてたら
ようやっと人数分不思議な帽子が揃いました。レベルは既に31。
魔法使い達もマヒャドどころかベギラゴンまで覚え、MP無視して戦えば
たたかう、ベギラゴン、ベギラゴン、ベギラゴンと言った
野蛮な火力を存分に発揮できるようになりました。おまけに魔法使いの全体持久力も上がり、
HPが150、MPも160オーバーと言う恐ろしい数値になりました。もうトロルの攻撃二発では死にません。
三発で死にますけど。
でもって勇者もついに念願のベホイミを習得しまして、回復力アップです。
とりあえずネクロゴンドのモンスターとどれだけやりあえるかためすためにもちょっと行ってみました。
洞窟までの道中と洞窟内部、刃の鎧と稲妻の剣を入手する過程で見た限りで結論を出しました。
突破率は100%でも無ければ0%でも無い。
そう悟ったので速攻で準備を開始。世界樹の葉、祈りの指輪、洞窟までの無駄な戦闘を避けるため聖水
そして、このパーティーの必需品。
薬草。
とりあえず戦いでの手順は、回復をしないで全力で攻撃です。
回復する手数があるなら攻撃を仕掛けて早く倒し、戦闘終了後にじっくり回復させます。
目標としては全ての戦闘を1ターンキルする事です。
だって1ターン目で鎮めないとやばいんだもん。
で、それにあたってどんな対応すればいいかも先ほどの戦闘データを基に軽くまとめました。
基本的に使うのはメラミ、マヒャド、ベギラゴンだけど。
フロストギズモ>メラミやらベギラゴンで瞬殺。ザコ。
ミニデーモン>メラミが勇者、魔法使い共に痛いので早く倒す必要があり。
ヒャド系が効くので二人でヒャダルコが一人の負担が減っていいかも。そんなの無視ならマヒャド。
ホロゴースト>ザラキが脅威なので素早い勇者にお任せ。敵の軍団で居たら何よりも先に処理するべし。
呪文は何が聞きやすいか結局わからずじまい。
ライオンヘッド>適当にごり押せば死んでくれます。
地獄の騎士>呪文が効きにくいのですがとりあえず数打てば当たります。
コストと威力が絶妙なメラミでごり押し。
トロル>こいつは耐久値も高く攻撃力も高いので厄介です。
そこで例のたたかう、ベギラゴン、ベギラゴン、ベギラゴン。
…とこんな感じです。
この魔法での的確な攻撃と言うのが案外処理力を高め、被害を小さくとどめる事に成功したため、
操作しているプレイヤーも気味が悪いくらいの進撃を続ける魔法使い達。
まあ途中魔法使いのエメットがホロゴーストのザキに一度やられてましたが葉っぱで蘇生です。
そして傷ついたメンバーも薬草で回復。ありがとう、緑黄色野菜。
回復も滞りなく、MPもうまくつないでいるお陰で突破まで持ちこたえられそうな感じで順調。
上のほうで掲げた1ターンキル持論を守りつつ全員生還目指し最下層まで到着した所でガメゴンロードのお出まし。
いや、ちょっと待て。こいつは確か…
>ガメゴンロードはマホカンタをとなえた!
やっぱりだ!このパーティー最大の天敵!
しかも全体に30〜40くらいの炎まで吐瀉してくれるので最悪にたちが悪いです。
仕方が無い(=それ以外のやり方が無い)ので毒針で急所を突き刺して倒しました。かなりの消耗。
次からは逃げると思って突進していたら外に出ました。全員生還です。MP残量は大体平均して30くらい。
感動するまもなくやるべき事をやろうと思い近くにあった祠に全力で進入し、
シルバーオーブを妙に物分りのいい人から入手。って言うかこの期に及んで意地悪が持ってたら
例のたたかう、ベギラゴン、ベギラゴン、ベギラゴンは確定です。
まあ最後のオーブを片手にノアニール北の双子の神殿にセットして鳥開放。
双子によると清く正しい人しか乗れない筋斗雲みたいな鳥らしいが普通に乗れた。
流石魔法使い達をインプリンティングして生まれた怪鳥ラーミア、とてもおおらかだ。
そのおおらかな怪鳥を第二宇宙速度顔負けの速度で飛ばす気分でまずは岩山に囲まれた龍の女王の城へ。
女王の産卵に立ち会うと言う産婆ならぬ産爺達は彼女から光の玉を貰ってこの地を後に。
って言うか実は私、昔は龍の女王の卵が光の玉だと思ってました。
まあそれはそれとして、地上で唯一踏み込んでないギアガの大穴とバラモス城を目指す。
とりあえず穴っぽこは無視してバラモス城で戦えるかチェック。
そうしたらレベル上げが出来るくらいだとわかったのでココでレベル上げ。
動く石像を混乱させてはぐれメタルを殴らせると一撃で倒してくれるのは嬉しい。
しかもメダパニは成功率低めでも一度に三回までオッケーなのでかなりクール。
まあそれでも普通に倒すのとさほど変わらない確率ですが…毒針改心の一発でやすい気がするし。
バラモスを倒すレベルまでここでずっと上げてても問題なさそうです。致死率も考えた上で。
>たぶちたちはぜんめつした。
エビルマージにマヒャド4発で凍死させられました。
こっちのベギラゴンのラッシュは一ターンで壊滅させるには十分なんですが、
向こうのマヒャドもそこん所は全く同じらしくて全員がマヒャドを唱えてくると
勇者が一人で生きている「ことがある」ってくらい危ない。
エビルマージに対しての対策はそれでもごり押ししかないのですが、今言えることは、
バラモスにどこまで呪文が通用するか否かで難易度が格段に変動する。
ここは論より証拠なので調べるためにも突撃。レベル35。
道中の戦闘は適度にこなしていく。魔法が効くかどうかが知りたいだけだし。
…まあ普通に戦えば到着はたやすいのでバラモスの眼前まで全員生きて到着です。そして戦闘。
まず最初のターンはバイキルトで勇者のサポートをするじじい、
ドラゴラムで龍に変身するじじい、マホカンタで魔法反射壁を張るじじいとまあ若干一名変身してるのを無視すると
いつもとなんらかわりはなったのですがそのドラゴンじじいがメラゾーマだとか鉄拳で2ターン目にして即死亡。
3ターン目に手の空いた生きてるじじいはメラミでラッシュ。このターンにまた一人イオナズンにて死亡。
案外マホカンタがいい方向に働き、跳ね返したダメージが地味に効果ありました。
イオナズンを3人分跳ね返してクリーンヒットすればバカに出来ないかも。
あと、メラ系が通用するためメラゾーマで焼き殺す事も夢じゃ無い事が発覚。
そんなデータが取れた頃にはマホカンタじじいが撲殺されました。残るは勇者だけ。
まあ十分な戦闘データを取る事が出来たし、よしとするかとばかりにA連打。
してたら勝っちまったよ。
勇者のHP残量なんと9。別にMP枯渇してないからベホマで回復できたけど、死ぬ前提だったから忘れてた。
兎にも角にも胡散臭いような勝利を手に入れたのでおおむねオッケー。
しかし、平均年齢が高すぎるパーティーによる探りの戦いで倒されちゃあバラモスも召されないだろうな…
もっとスマートに勝利を手にする場合は反射壁をいきなり張ってその後はメラゾーマを連射。これだけだ。
…バラモスを倒した勇者と魔法使い三人(だったもの)。急激に暖かい光に包まれた。
つ、ついに恐れていたお迎えが!
と思ったら天に召されたじじい達がいきなり復活。ゾンビみたいにならずにちゃんと息を吹き返しました。
でもとりあえずラーミアはさっさとどこかへ帰っちゃって外には居ないし、
ルーラはアリアハンしか行かせてくれないどうしようもないくらいの状態のおまけつき。頼んでないのに。
無言の圧力に言われるがままにアリアハンへ飛んでみると今度は町の人々が口々に城へ行けとの事。
なんか妙な煽動を仕掛けられてる気持ちになって城へ行ってみると王様の労いのお言葉が。
それと同時に大魔王ゾーマが現れて新しい冒険の始まりをくれました。
何はともあれ山場を一つ二つクリアしたのでやる気が無くなった王様に代わり大臣にセーブしてもらって終了。
突如地下世界から暗黒至上主義をスローガンに迫り来る世界暗闇宣言会長改め大魔王ゾーマ!
自らの平穏な晩年生活を取りもどす為に、じじい達はアレフガルドへ向かう!
次回、「ガイアの底のじじい達」
…彼らが薬草を手放す日は、来るのか…?