ALONE IN THE DARK2 -jack is back-

 

 

はい、今回の題材はこのHPに良く出てくる単語であり、

このHPのコンテンツ、UO冒険記に登場するカーンビーのルーツでもあり、

私が誰かに「一番好きな洋ゲーは?」と言われた際にUOとどっちを選ぶか本気で迷うゲームでもあり、

なんか気がついたら映画が製作されているとか言う史上最大の恐ろしい話まで上がっているゲーム、

アローンインザダーク2です。

見た目なんかは明らかに「洋ゲーならではのシュールな光景やバカ満載ゲー」として扱われそうですが、

それはごもっともなので否定はしません。

でも、実はこのゲームは後のゲームなんかに結構凄い影響を与えたりしてます。

有名な話としてはあのゾンビに襲われながら生還を目指すゲーム「バイオハザード」なんかは

このゲームを思いっきり参考にして作られたって話ですし、

背景の油絵っぽいタッチとか妙な細かさも着目すべきだと思います。

…まあそれ以外の紹介などはゲームの進行紹介にそって笑いながらやっていきましょう。

ホラーゲームなのに笑いながらって所はもうお察しください。

まず適当にゲームをスタートさせると、洋館の前に止まるタクシーと「二日後…」のテロップ。

二日前に何があった!って事になりますが、それはきちんとオープニングをみてないから。

オープニングでもあり、このアローン2の物語の発端はこの日より二日前の1924年くらい12月22日。

それから逆算していくと二日後、すなわちこのゲームの時間設定はクリスマス!

だから私はクリスマスになると毎年やってたりします。セーブできなかろうとも。

 

-物語導入、ついでにヘルズキッチンの庭-

…オープニングではこの洋館に忍び込むコート着た別のおじさんと言う所から始まります。

このおじさんも見た目が中肉中背白髪交じりでポリゴン荒めっていうヒーローの欠片もないおじさんですが、

最初にやり過ごした門番が銃を持ったゾンビという斬新さ加減が溜まりません。

しかもゾンビの分際で髪の毛も生い茂り、おまけに服まで来ているおしゃれさを惜しげ無く披露。

でもこれがアローンインザダークなんです。そしてこんなのまだ飲食店で言う水とおしぼり程度なんです。

白髪混じりのオールバックをこれ見よがしにしながら、ゾンビのかなり穴がある警備網をかいくぐり、

ついには洋館の玄関に到着します。しかし正面から入るなんて事はもちろんせずに、

窓の縁や玄関の屋根などを駆使して外壁伝いにいきなり3Fに入ろうと試みるんです。この時点で既に息切れしてるのに。

まあそれに気がつこうともしないゾンビ達をほぼ気にすることもなくジャンプなんかも駆使して、

ついにおじさんは3Fの空いた窓から潜入に成功。

部屋に入った後はなんかあからさまにポリゴンなので動くと分かるピエロ人形を無視、

この何も無さすぎる部屋の隅に置かれたもう一つのインテリア、保健室にありそうな感じのベッドに近づき

寝ている少女を呼び起こしますが、案の定ピエロ人形が視覚外にでたのを認識した途端動きます。

一応おじさんも一度二度振り返るのですが、「ああ、ピエロ人形が接近してるな」程度のリアクション

別段警戒もせずに少女の方に目をやります。危機管理能力、ゼロ。

そしてそれが祟っておじさんはピエロ人形に背後から首しめというかなり物理的な手法でやられます。

このシーンは直接的に見れないのですが、床に映るおじさんとピエロのシルエット、

そして床を転がるガラスコップと言う要らないのに妙なリアルさをかもし出した光景で見られます。

ゾンビが髪ふさふさ+衣類着衣でトンプソン機関銃持ってる世界なのに首締めとかそう言う所はリアルなのか。

…で、おじさんが再起不能にされた後は、ジングルベルをアレンジした素っ頓狂な曲が鳴り始め、

何処からとも無くピエロ人形の仲間である女(=厄介者)が現れます。

おもむろにおじさんの名刺を調べて読んでいる彼女の顔はかなり凄く、

何一つ設定が分からない現在でも「ああ、コイツ魔女?」と考えさせられます。

そしてその通りです。

彼女こそこのゲームで重要なポストを一任されている魔女、エリザベス。

…でも、サターン版はグラフィックの都合、ピエロ人形や魔女エリザベスより

助ける筈の少女の方が比較対象に出来ないくらい怖いです。

察するに、このゲームで一番スゴイです。圧倒的なチャンピオンです。

そのシーンの後にテロップ画面でおじさんことココで名前がやっと判明するストライカーから

自らの親友であり主人公、つまり我等がエドワード・カーンビーに手紙が差し出されて

今二人で探してた失踪した少女が洋館、ヘルズキッチンにいるって言う流れが

ほんの十秒ほどで勝手に流れるテロップに全て詰め込まれ、カーンビーは旅立ちます。

この十秒ほどでストライカーの設定ほぼ全てを詰め込まれたと言っても過言ではない。

後は開発スタッフの名前や今後の展開に繋がる海賊たちの挿絵のようなものが流れます。

英語オンリーなので対応力の無い私には挿絵を見るだけのシーンです。

…とココまでがオープニングの導入部分。そんな事が二日前にあったわけです。

さて、ストライカーは上手く潜伏したこのヘルズキッチン。カーンビーはどうやって入るかですが

まずはタクシーでヘルズキッチンの門前に到着します。初めてカーンビーの姿が見れるわけですが、

その姿は茶色い角刈り+青いコートの男。もちろん中年。そしてポリゴン荒め。

日本のエンターテイメントメディアの常識からいうととても主人公とは思えないその男ですが、

これからクリアまで彼を操作し続けないとならないのでプレイする際はさっさと諦めましょう。慣れれば快適です。

そのヒーローの素質を持たない見掛けの中年カーンビー、

次に何かを置いてあからさまに門を背に向け画面手前側にダッシュ。

、あきらめたか?

と思われがちですがしばらく見物していたら、門が爆発、炎上。

カーンビーの作戦…強行突破。

慎重にもぐりこんだストライカーの努力もろとも一瞬で門を吹き飛ばしたカーンビー(の爆弾)。

ココからは画面が切り替わっていよいよゲームのプレイ画面です。

まずはカーンビーとそばに倒れている門番ゾンビのいきなり手抜きの無いツーショット。

いきなり訳のわからない状態に放り出されるんですが、先の爆発でゾンビが気絶している様子。死んでない。

あと、操作慣れしていない状態だからよくある事なんですが、この状態から進行方向を間違えると

門の外に出てしまい、とても大変な事が発生します。

まず、門から出たのを確認した車が門+カーンビーの前で止まります。

そして物凄い銃声の後にカーンビーの悲鳴が聞こえて即ゲームオーバーです。

そう、このゲームいきなり即死する条件がやや簡単に達成できる条件でその辺にあるんです。

でもこれは「このゲーム、この先こう言う事が何気にあるから免疫つけといてね」と言う

いわゆる警告も兼ねてます。

それがアローンインザダーク2なんです。

あと、ゲームオーバーシーンもかなり強烈で、寂しげな音楽と共に何処かの地下っぽい部屋に画面が変わり

マッチョなゾンビ(誇張なし)がぐったりしたカーンビーを部屋の先にある黒い部屋の出口のような場所に担いでいき、

次に画面が切り替わると断崖絶壁+海+洋館という光景が見当たります。

で、よく見ると断崖絶壁の辺りから何か小さい物が海に放り出されているのも確認できます。

その小さい物が何かはもうお察しください。

もう、ボチャンって感じで。ボチャンじゃないだろって感じで。

…で、紹介し忘れてたカーンビーの操作ですがまず大体の人は統計的にコントローラー右か左を押しますが、

そうするとカーンビーは歩くとか一切せずにその場でくるくる回転します。

左右は方向転換なんです。となると上下で前進、後退ですがこれがまた遅いので常用はしません。

って言うか私はクリア何度もしてますが歩くって言うアクションを使ったためしがありません。あるだけです。

じゃあ素早い動きはと言うとLかRを押す事でカーンビーがダッシュをはじめます。

歩きの時は砂利の音を鳴らすリアルさだったのになぜかダッシュは「バン!バン!」って言う大雑把さ。

移動中はこの音を常に聞くようになるので何気ない事として認識できるように慣れが必要です。

後はAボタンを押しっぱなしにする事で現在やるアクションや手に持っている物の使用準備動作に入ります。

闘うだったら構えますし、銃だったら発射準備をします。

後は十字キーで攻撃(パンチ、キック、頭突き)/発射。

この中でも非常に強力なのが頭突き、出が早く、威力も程ほどにあり、何より見た目が面白いと

白兵戦での一番人気独占と言っても過言ではない技です。懐に飛び込めば銃当たらないので銃よりも強いです。

とりあえず武器を使わない戦闘ではこれ一本で行けます。

 

…で、起き上がったゾンビを一瞬の隙も見せずに頭突き三発で撃退してマシンガンなりなんなりを奪います。

このとき落とすフラスコが回復アイテムなのですが、私立探偵の体力に限界は無いのですぐ飲むのが良いですね。

そうしたらすぐさま向かってくる別のゾンビ二人を銃殺。

しないとやばいです。

先手を取れずに居ると向こうが攻撃を仕掛けてきてマシンガンでハメられたまま殺されます。

その際、何の抵抗も出来ない上にカーンビーの屈強さから大体弾丸100発は耐えるので長いです。

…そいつ等を倒せたらわき道のスタチューを押して生垣の庭に行くのですが押す方向を間違うと嵌ります。

こうなるとゲーム進行は普通には不可能なので門から出て素直に自殺しましょう。こう言うケアは完璧です。

まあ本当はこのエリアの隅っこにショートカットできるポイントがあるのですが

それはまた、攻略を書く気力が沸いたらの話。

ちなみに庭の内部は生垣の迷路になってますが、作りはやや単純でゾンビが襲ってきますが

角で待ってマシンガンの射程内にきたら弾丸をぶち込んであげるだけです。俗に言う待ちですね。

長い道がある場所などではゾンビはある程度距離を詰めないと銃撃してこない特性を利用して

思いっきり逃げてから歩いてくるゾンビを蜂の巣にすると言う手法も有効です。

その2つの方法を使いこなす事で恐らくココのゾンビ達はノーダメージで滅ぼせます。

注意するのはスペード、ダイア、ハート、クラブのパネルが並んでる場所がありまして、

正解であるダイア(迷路内にヒントあり)を踏むと地下室に落下できるのですが、

もちろん、外すと死。

それも踏んだ時点で外傷ゼロ、わけもわからず吹っ飛んで即死亡と言う恐ろしさ。何をされた、カーンビー。

ちなみに、落下した際には一撃で粉微塵になるゾンビとマシンガンで倒せるゴーストが襲ってきます。

相手が悪すぎて単なる風変わりなザコにしか過ぎませんが。

そのペースで庭に居るゾンビを倒しまわり、最後はなんだかんだあって庭の中にある地下への入り口から地下へ。

一応地下への入り口の前にショーティレッグと言う義足が銃になってる殺傷力特化のゾンビがいるんですが

コイツの特徴は移動=攻撃でありその感覚も早いので下手するとハメ殺されます。

 

地下行きのハシゴをおり始めた途端ゲームオーバーと同じ曲が鳴り響くのでとても困りますが、

カーンビーはまだ生きてます。そして新しい惨事として降り立った途端に床の底が開いて落下。

ムービーで「おい、そりゃあ死ぬだろ」ってくらいの長さの穴を延々と落っこち、

穴の壁面にガンガン体を強打しても悲鳴を続け、空中に放り出されても見つけた小さい穴に入り、

地下水路みたいな場所に落っこちたと思ったら泳いでまた穴を探し、

落ちる所まで落ちていきます。カーンビーの強さを知らしめる事のできるムービーの一つです。

そしてそれだけの恐ろしい場所を通過して、舞台は何処になったかと言うと、

単なる屋敷の地下室。

 

-ヘルズキッチンへようこそ!-

さて、このゲームの魅力が一杯詰まった屋敷の内部へ突入したわけですが、

とりあえずカーンビーは起き上がってから速攻リボルバーとマシンガンを奈落へ落としてくれるので

ココからは素手で行かなくてはならないと言う困った展開がプレゼントされる上に、

あからさまに細いその通路から落っこちると奈落へ猛烈な速度で落下し即死亡と言うサービスまで完備。

先に進むと見慣れた中年が寝転がってます。接近してみるとカーンビー曰く

「ストライカーだ!ヤツらにやられたのか・・・この償いはさせてやるぞ!」との事。

中途半端な感じに捨てられてんじゃん。ストライカー。

しかもこのストライカーの遺体、押すことが出来て奈落に落とせます。そこでカーンビー、

…落ちたか、先に行って待ってろよ…

ようやく友の手で完全に捨てられたストライカー。

中年探偵の友情って言うのはこうもシュールなのか。と思っていればそれはそれですが

別段何気に受け止めて次いくかと思った人は既にこのゲームに毒されてます。

この後は庭で手に入れた新聞紙をそばのドアの下にセットしてパイプクリーナーで

扉の鍵穴に刺さったままの鍵をうまい事取り出して鍵を開け、無事地下から脱出。

手抜き管理のゾンビのお陰で助かりました。

で、ちょっと行くとゲームオーバーの時にお馴染みとなる画面に移動し、

その手抜き管理ゾンビでありかつゲームオーバーの時にカーンビーを捨てるゾンビ、

そして最初に素手で戦わされるエネミーが居眠りしています。

職務怠慢も良い所ですが拳でぶん殴るかすぐそこで拾った紙袋を膨らませて割ると目覚めます。

ちなみにこのアイテム、使う場所を間違うと「遊んでいる場合じゃない!」と出ますが

これをこう言う形で有効活用するってのはそれ以前の問題だと思うぞ。

で、目覚めたゾンビにその辺のレバーを引いて飛んでくる樽を直撃させると例の穴に落ちます。

間違って自分が当たればもちろん即死です。

それとその穴に自ら走って落ちてももちろん…いや、あえてもう何も言うまい。

…ここでショットガンが手に入るのですが、もっと強力な物がすぐに手に入るので余り使いません。

そう、このゲームのファイナルウェポンのお出ましです。

その名も、洗濯用へら。

こんな物でゾンビと戦うのも…いや、そもそもこんなもの自体武器にして戦う男なんて

今日までにリリースされたありとあらゆるゲームにおいてこの男だけだろう。

恐らくカーンビーならば、次回作のダイナマイト刑事辺りに出演しても無難に戦闘をこなすはずだ。

ヤツらも対艦ミサイルとかフランスパンで人間を殴るとか肉マン投げて敵倒すとかやってたなぁ、そういえば。

ゾンビを樽で葬った後に、地下からエレベーターで屋敷のフロア(まだ地下)に到着するとまず

アコーディオンガンを使ってくるゾンビが居ますが、新聞紙改め「ミュージックマンの契約書」を破くと

指先一つ触れる前に死にます。

きちんと契約書に記述してあるのですが、それを読まないと極めて滑稽でかなり笑えます。

ちょっと進むと先ほど紹介した噂の洗濯用へらがあるのでそれを装備し、

近くに居るショットガンの射撃訓練をしてるゾンビをひとまず洗濯へらで撲殺します。ショットガンは使いません。

懐に飛び込めばヤツらの弾は当たらず、こちらの洗濯へらは当たるので。

このあとちょっと奥に行くとウイスキーを手に入れて酔っ払って遊べたりするのでプレイする人は呑んで見ましょう。

ただし、HPが5減るという最高のおまけ付き。

後はなんかゾンビが出てきたりしますが頭突きか洗濯へらで全然オッケーです。

でもウイスキーを飲んだ時はまともに戦えないのでその辺は注意です。

奥の酒を造る部屋にある地下で拾った(ことを割愛してたけど拾わないとダメ)5セント玉でスロットを回して

おもちゃのトークンを2つ取ったら今度は折り返し。そこいらに落ちてる回復アイテムもしっかり飲む。

で、戻り際にナップサックをそばに置いたデブゾンビが居るので軽く屠り、ナップサックを強奪します。

中にはなんとゲームの季節に相応しいサンタクロースの衣装。

これはもう着るしかありません。

と言うか攻略上必要だしこのゲームをやるに当たってこれを着ないのはハンバーガーのピクルスだけを食べるような物。

ちなみに本来はウイスキーをデブゾンビ前に設置してそれを飲んでる間にナップサックをもっていくのですが

それだとコイツが後から追いかけてくるので面倒です。どうせ倒すなら今のうちに限ります。

まあウイスキーを片手に喜んでる後ろからショットガンで先手を打つとか言うことも可能ですけどそれはそれ。

さて、ファンシーないでたちに生まれ変わったらいよいよ地上階へと赴きます。

この時、使う使わないは別としてショットガンなどを手に握っていると不気味さが増幅されます。

 

…地上階層へ行くとまず腰の高さくらいまでしかない小柄のコックゾンビが足元注意をやたら促してきます。

ここですっぴんで挑むと不審者だとばかりに仲間を呼ばれてゾンビ3体ほどに蜂の巣にされて死にます。

厳密には、中に一匹即死の威力を誇る銃を持ってるやつが何気なく紛れ込んで居るのでそいつに殺されます。

そしてうまくやり過ごして倒せれば問題は無い辺りにこのゲームの絶妙なバランスがうかがえます。

もっとも、のちほどコイツとは戦わずして勝つ方法があるので実行した所でメリットらしいメリットは

その武勇と名誉を誇る事以外何一つありません。

ああ、その危ないゾンビが一杯の部屋には何気に入ることが出来るのでその辺も注意。

あけたら最後、かの名言「だめだ、気が遠くなる・・・」が出る前に死です。高確率で。

この言葉、HPが15位になると出てくるのですがそんな事よりも眠い時や疲れた時などに積極的に使えると言う

凄く日常生活への応用が楽な便利ワードと化しています。これが元ネタと分からない人でも安心。

その部屋は放っておくとして、小柄ゾンビの足元注意と言うのは、その近くにある胸像の前のタイルの事で、

赤い方のタイルを踏むと何かにあたる時まで的確にホーミングしてくる矛を投げてきます。

当たった時は貴方が考えてる通りの事になります。そう言うことです。

対処法としてはその小柄ゾンビに当てる事で事なきを得るか、台所の普通のガタイのゾンビに当てるかです。

前者に当てた方が無駄なくゾンビをデストロイできるのでこちらがお奨め。当てやすいし。

…で、小柄ゾンビを退治して隙だらけの胸像から王冠を奪い取ったら今度は

台所にあるフライパンを持ってコックゾンビを片付けます。

このコックゾンビ、最初は目玉焼きを薦めてくれていいヤツなんじゃないかと思うんですが、

オーブンみたいな物から何かを取り出した途端に吹き矢で襲ってくるので先手を取ってぶっ飛ばしておきます。

この後はフライパンを持って攻撃していると吹き矢を適当(運とも言う)に弾いてくれるのでそのまま殴打。

ただフライパンは洗濯へらより浪漫が低いのでこの戦いが終わったらその辺に捨てておくのがお奨め。

この後は台所の流し近くにあるワインと隅のほうにおいてある毒薬を確保しておきます。

ココで見える扉に入っていくと例の即死ショットガンで吹き飛ばされて死ぬだけなのであけません。

さて、ワインの用途ですがこれは飲む事が出来ません、毒薬と調合して毒入りワインを作ります。

対する毒薬は飲む事が出来ます。ワインと調合して毒入りワインを作ります。

当然毒薬なのでウィスキーみたいにHP5なんて甘い破壊力ではありません。いつものアレです。

そして出来上がった毒入りワイン。もちろん飲める。そしていつものアレ。

じゃあこれをどうするんだと言う話ですが即死ショットガンと違う部屋への扉の前で置いておくと

扉の向こうのゾンビがそれを回収してくれて、一杯引っ掛ける(=死)と言う寸法です。

そうする事でドアが一つ開くので奥へと向かいます。

奥にあるベッドルームからは防弾チョッキ…要するに特定のダメージまではのけぞりも無しでノーダメージにしてくれる

グラディウスで言うフォースフィールドみたいなものです。

あとはトンプソン機関銃+弾倉などがあったりします。洗濯へらがあるので使いません。

そのベッドルームのちょっと前にあるジュークボックスでおもちゃのトークンをそれぞれ使うと

前述のベッドルームの扉が開くと同時に悲壮な曲が流れたりとか、

180度それとは雰囲気の異なる素っ頓狂な曲が流れて玩具のコインが地面に現れたりします。

これがまた見つけるのが猛烈にシビア。

板張りの床の木目などに溶け込んでる上にグラフィックが3ドットくらいなので常人は見逃す事間違いなし。

そのシビアコインを拾ったらいよいよ上のフロアへ行く事となります。

ココもそこそこ濃い連中が居るので退屈はしません。

 

-二階はくつろぎのスペース-

まず二階に行くと先ほど拾ったトンプソン機関銃が前触れなしに壊れます。

中々にスリリングな思いが出来ますが、結局は洗濯へらが健在なので大丈夫。

で、その洗濯へらで手始めに二丁拳銃の笑いながら射撃をするゾンビを殴打しておき、安全確保です。

この次は2階の廊下なのですが奥にあるお世辞にもキレイとはいえないトイレは何の影響も無いので無視。

あと2つの扉のうち一つ、遊戯台がある部屋では紳士的にデリンジャー銃をビリヤード台越しに渡してくるゾンビが居て、

これで決闘だと挑んでくるのでありがたくデリンジャー銃を貰ったら懐に入れて洗濯へらで殴打します。

こっちの方が事が早いから。

で、コイツを倒すと仕込み杖を手に入れられます。

ただゾンビもちゃんと相手を見てから拳銃を渡した方が良いと思った。

サンタクロースの衣装を着て洗濯へらで戦い抜いてきた中年

正攻法で来るわけ無いんだから大人しく開幕速攻自分が持ってるデリンジャーとあわせて

二丁拳銃でカーンビーを蜂の巣にして置けばよかったと思いました。

まあプレイヤーサイドから言わせればそれでも洗濯へらのキルゾーンまで接近して撲殺しますが。

この部屋では現時点だと後情報がもらえる本だとか紙の半分とかが手に入りますが特に要りません。

もう片方の部屋は結構大事。部屋の隅の方に剣を持った腕が2本居て何かを護ってるのですが

アローン2お得意のリーチがよく分からない攻撃一本で攻めてくるのでかなり迷惑です。

おまけに仕込み杖の攻撃以外受け付けず、向こうが与えてくるダメージも結構大きく、

下の部屋で取った防弾チョッキがココでズタズタにされる事もあります。

ココまで来るとこの館の中で最強クラスの敵であることが伺えると思いますが、

コイツ、完全無視ok。

こいつらが守ってる物ってのが単に情報が描かれた紙の半分だけなんです。

しかもそれが「部屋にある女王の半身像に王冠を被せる」って言う事を凄く遠まわしかつ抽象的に書かれてるので

勘のいい人はノーヒントで被せてみるでしょうし、ピンとこなかった人も良く分からないヒントで終わるんで。

大事なのはその腕じゃなくて、その女王の半身像。

これに王冠を被せると更に隣の小部屋に妙なお守りが現れ、

それを取ろうとすると得体の知れない宗教ビデオの瞑想シーンみたいなムービーが流れて三階へ行く事ができます。

ちなみに、この建物の三階へ行く手段はこれだけとなってます。戻る手段はありますけども。

…、この家間違いなく建築法に引っかかるだろ。

 

- 秘密の三階 -

かくして極めて荒々しい手段により三階にたどり着くのですけどもこのフロアは簡単に言うと倉庫です。

ワープの到着地点部屋には回復アイテムと例によって隣の的をきれいに射抜くような情報をくれるお詫び状だけで、

この部屋から出ると真っ白で家具らしい家具がほとんど無い大部屋に出ます。

すると護衛のデブ系ゾンビと身軽に動く新手のゾンビ、生意気にもバブル・ブレイドなんて言う名前まで貰ってて

生意気にも拳法で向かってきて生意気にもサマーソルトとかを駆使して攻撃避けたり突っ込んできたりと

ゾンビの攻撃=銃と言う定説を覆す男の中の男です。生意気だけど。

ああ、あとデブ系の方はいつも通り普通に銃で迫ってくるのでコイツの銃弾をバブルブレイドに当てるとか出来ます。

んでこいつ等を倒すと回復アイテムとか例によって見つけにくい鍵とかが手に入り、

そばにある箱の中から新しいトンプソン機関銃とか手榴弾が手に入ります。

でも順調にやってれば館の中のゾンビはほぼ全部(洗濯へらで)殺してるのであんまり役に立ちません。

落ち着いたらこの階層の中でひときわ倉庫っぽい場所でおもちゃのコインを使ってビックリ箱を動かし、

飾り玉を手に入れてから消去法でココに行くんだなって分かる部屋に行きます。

その中に行くとオープニングでストライカーを絞殺したピエロ人形が居ます。

何かいきなり厄介そうな相手が出てきましたが、こいつの攻撃手段がカーンビーの目の前に行って

踊るだけと言う恐ろしくは無いけど鬱陶しさは極めて上位ランクに位置する相手です。

ちなみに窓側にはオープニングで助ける怪少女、グレースソーンダース閣下が寝てたベッドがあります。

逆サイドには何故か屋内庭園があり、蛇飼ってます。

野放しで。

この蛇の猛烈な噛み付きは一瞬で防弾チョッキをズタズタにしてカーンビーもズタズタにします。無論避けれません。

すなわち入場=死。

じゃあどうするかと言うと例の飾り玉を投げ込み、蛇の興味を飾り玉に集中させます。

しかし、もう一人この飾り玉に興味が行っちゃうヤツが居たりします。あのピエロ人形です。

どうやらこれはあいつのオプションらしくて「おお、やっと見つけたぞマイスイート!」って感じで拾いに行き、

蛇に食われて粉々になると言う最期を遂げます。

まるでザブングルで言うと調子に乗って管制室から屋内堂々ミサイル打ってたら

同じ部屋にある大型ミサイルが倒れてきてそのまま死んだ最後のボス、カシム・キングのよう。

蛇と人形はこれで解決したので部屋の隅っこにある暖炉の穴に接近します。

接近しすぎると落下=下にいるゾンビに蜂の巣=死なので油断できない穴です。

蛇の時のようにシステム上の即死ではありませんが、落ちたら死んだも同然であるのは間違いありません。

で、距離を考えて接近したら次にまだサンタクロースの衣装を着ていたらそのまま、脱いでたらきちんと着てから

手榴弾を暖炉の穴目掛けて投擲します、私立探偵紳士サンタから暖炉の部屋にいるゾンビへメリークリスマスです。

この際メリークリスマス!なんて叫ぶと近所の人と貴方の距離が確実に遠くなるなんてイベントも起きますよ。

アローンをやる時期って言うのは大体クリスマスか八月の下旬ですから。(K県在住Tさんのデータ)

…で、こうする事で例の即死ショットガンゾンビをイベントで木っ端微塵に出来るので楽々と一回の部屋を捜索できます。

きちんとサンタらしい振る舞いを取った上で暖炉の穴から飛び込みます。クリスマスの流儀ってヤツです。

ちなみに、これが三階から降りる唯一の手段です。

やっぱり、この家建築法に引っかかるだろ。

間違いなくモデルルームすらも作ってもらえないタイプの家ですね。

颯爽と暖炉から転げて現れると見るからに弱そうなゾンビが一匹だけになってるのでいつも通り※殺し、

(※…接近して洗濯へらで撲殺)

部屋をチェックするとクリスマスツリーが生意気にも飾ってあるのでココから赤いボールを手に入れ、

今度は二階に行ってデリンジャー銃のゾンビが居た部屋にて中国式のビリヤード台と称する

小学校の図工で作りそうな上にある穴からボールを落として釘や仕掛けを潜り抜けてポケットに入った点数がもらえるって言う

あれを巨大にしたような物で遊んで都合よくいい穴に落ちたボールによって仕掛けが発動します。

本棚が2mくらいずれるだけだけど。

でもこれでこの家の隠れた部屋に鍵を使って入ると真っ暗で足音だけが聞こえると言う

このゲームがやると演出なんだかバグなんだか分からない事態に巻き込まれます。

で、画面が明るくなるといきなり牢屋の中。

あまりにも展開がスピーディーすぎて通常の人間にはついていけそうに無いのですが、

お構いなしにちょっとした超魔術を見せつけた張本人である片目のジャック(ラスボス)が昔話を始めます。

頼んでないのに。

彼は「よく来たな、まあ聞いていけよ」と言いますが状況柄聞いていくしか無いじゃん。

紙芝居のように一枚絵をバックにちょっと音割れしてながらもとても流暢な日本語でジャックの昔話が始まります。

彼の言葉を再現するのはそこまでゲームを進めないとならないので噛み砕いて書きますが、

昔ある船を襲った時にとりあえずニコルズ船長って男から「オレの剣でお前はいつか死ぬズラ!」って呪詛を吐かれたけど

まだその剣は僕らのマイシップ、さまよえるオランダ人号に刺さったまま。

んで、この船盗んだ時に幽閉されてた魔女エリザベスによって不死の魔法をかけてもらい、

さまよえるオランダ人号伝説をとりあえず大量に作ってからこの館のある土地に流れ着いて

船隠してた洞窟が落盤でいい具合に崩れて船が出せなくなったから、

ちょいと地元の支配権を手に入れながらもヘルズキッチンなんて斬新な名前を付けてみたりなんかしちゃって、

それ以来200年ずっとそうしてきて今に至る…って事らしい。

…こんな事を喋り疲れた片目のジャック(ラスボス)は部屋を出て行きます。

さっきの話の要約を見ての通り、カーンビーが暗闇でどうされたのか、何故いきなり捕まったかは説明、無し。

ですがカーンビーもフックを使って上手くピッキングして脱出を図ります。

窓から潜入したストライカーと言い、カーンビーと言い、このゲームの探偵は前科がありそうな中年男ばかりだ。

それで無事脱出できたカーンビーなのですが、今度は一回に降りたらその魔女エリザベスが迫ってきます。

オープニングで出てきたグレース・ソーンダースの次に怖い顔の女です。

カーンビーはよく分からない得体の知れないテンコーマジックみたいなので宙吊りにされ、動けなくなります。

魔女エリザベスはカーンビーつれてどこかに行きます。

…んで、今までゲーム中で全く登場しなかったアフレイドフェイスグランプリの永代チャンピオングレースが

何故か自力で脱出しててカーンビーの様子をうかがってます。

今までのカーンビーの苦労にストライカーの死を完全に無視して。

今度はその彼女を操って進めていくのですが、カーンビーとルールが極めて異なります。

・戦えない

・ゾンビに捕まるとゲームオーバー

・動きが遅い

・恐ろしい

とまあグレースの性能はカーンビーに比べて明らかに劣ってます。一点を除いて。

まず最初にやる事はヘルズキッチンそばの車トランクに隠れる事。

中で小さいボール、カーンビーの時に本棚を2mずらす時に使ったあれです。

で、突然車が脇にある門から先へと発進するんですけども、距離にして15mくらい進んだ時点で止まります。

その距離の移動なら歩けよ。しかも、敷地内。

それはそうと今度は車のちょっとそばに落ちてるフックを拾いに行かなくてはなりません。

ですがココ、ゾンビが3体位で浮かれている現場のちょっとそばでもある超危険地帯。

上手くルートを間違えないように接近して戻ればいいのですが、これが判定シビアでちょっと間違えると見つかってアウト。

おまけにアローンの三人称視点システムが余計に難易度を上げてるため

このゲーム最大の山場は戦闘ではなく、これと言っても過言ではありません。

と言うかこれをセーブなしでトライするプレッシャーに打ち勝ち、なおかつ成功させる人が居たらその人は人の域をはみ出してます。

…で、無事にフックを取れた場合は敷地内の崖そばにあるゴルフのカップみたいな場所にボールを入れ、

突然地面から生えてきた石像に今度はフックを使います。

するとそばにある穴の空いた木の幹がエレベーターみたいになってるらしく幹の中で下からせり上がってくる物体。

ゾンビです。

せっかく色々やったのに結局捕まり、選択ミスによるこれでゲームオーバーかと思わせといてそうでもない。

捕まる=ゲームオーバーと言う先入観を先ほどのフック入手で刷り込んでおいてココで捕まえる…

多分普通のプレイヤーの半数はその時点でデータロードをして詰る事でしょう。

そう言う引っ掛けでプレイヤーを詰らせるのは人道に反してると思った。

 

-さまよえるオランダ人号-

プレイヤーの視点は鎖につながれたカーンビーへと移ります。

魔女エリザベスが呪いをかけたカーンビーの人形をねじり、間接的にカーンビーを痛めつけてます。

直接殴る蹴るの暴行を加えない内弁慶な所がとても魔女っぽかったです。

しかもこの内弁慶魔女はそんな状況で突然カーンビーに昔話を聞かせます。また要約して書きますが

話の切り出し方があまりにも面白すぎるのでココだけは原文のままで行かせて下さい。

あと出てくる内容もジャックの比じゃないくらい濃いので()で突っ込みいれてきます。

「私の名はエリザベス・ジャレット。はるか二世紀以上も昔、私ハイチに移り住んだ。」

ゾンビとか魔女の昔話は普通に200年と言う言葉が出るのが凄いと思いました。

で、その二百年内弁慶魔女の言う事には昔ちょっと恨みがあったから同じ館に住んでいた

奴隷からブードゥーの魔術を習い、(奴隷のクセに妙な物培い過ぎ、ついでに習う事も含めて唐突過ぎ)

その恨みがあった対象目掛けて呪いの限りを尽くしたら館燃やしたり面白いことになる復讐を果たせたんだけど

当時ブームだった魔女狩りかなんかにかかってさまよえるオランダ人号で永久封印されてしまったんだけど

そこは魔女ならではの離れ業、魂が肉体と分離して海を彷徨い(この時点で死んでるとも言う)

いい具合に見つけた片目のジャックに助けてもらったからお礼に不死身にしてあげたんだけど、

100年に一度(やっぱり、年月の単位が人間よりゼロ多い)変わりに子供を生贄にして歳を取らせないとならなくって

グレース捕まえてそれに使っとくかと言う次第だったらしい。ちなみに契約更改は本日12/25との事。

二百年内弁慶ニート臨死体験魔女エリザベスは喋り疲れたので何処かへ行きました。

この辺はジャックと同じです。

で、何故か部屋に閉じ込められてるだけで何一つ不自由してないグレースを引き続き操作する事になります。

流石の魔女エリザベスもグレース程度動けなくする必要は無い(または触りたくなかった)と思ったんでしょう。

グレースはその小柄を生かして部屋にある小さい隙間から隣の部屋に脱出します。

隣の部屋に居たオウムにそばにある餌を与えてヒントを貰い、この先どうするかが大体分かります。

この際、オウムが何故ヒントをくれるかなんてのをまだ気にしてる人。

常識人としては間違ってませんがこのゲーム及びこの読み物にココまで耐えて来たのももう限界でしょう。

ゾンビが銃を使って魔女も出てきてヒロインの顔が怖いゲームなんですからこれくらいはあって当然なんですよ。

ちなみに、オウムに餌をあげる時場所が最悪に悪いと餌の皿に何故かたどり着けずにオートで歩き続けて詰ります。

ゲーム後半は理不尽な即死より理不尽な詰りが増えてくるのでセーブはこまめにやりましょう。って感じだ。

…オウムからヒントを頂き、コショウとHP回復効果なんだけど捕まる=ゲームオーバーの概念柄

何の役にも立たないサンドイッチを取ったら部屋の外にでてメタルギア宜しくの探索を開始します。

まずは廊下のはしごを上って階段を上り、甲板に出ます。

…ああ、既に舞台はヘルズキッチンからさまよえるオランダ人号になってます。

甲板には例によって浮かれてるゾンビが沢山いるので見つからないように移動していきます。

このときまたしても着火具を拾わなくてはならないとかあるのでココもココで山場です。

判定がちょっと先の危険地帯よりは楽なので意外とやれば出来るってくらいではありますが。

着火具を拾って甲板に空いてる穴から落ちるとそこは片目のジャックのプライベートルームかなんか。

あと、グレースで落下をするとどこからか取り出した傘をパラシュート代わりにしてゆったりと落下しますが、

見てるとなんだかマリオワールドで居たパラシュートをつけたボム兵が爆弾岩になったような絵が見えます。

きっと顔のせい。

いちいち顔の事に突っ込んでるとこのhtmファイルが1.2メガとかになりかねないので続きを。

とりあえずその辺にあるガラス瓶、小さな大砲なんぞをセッティングします。

小さな大砲を扉に向くように設置、コショウのビンを装填し、ガラス瓶を投げて割ります。

その音に気がついたゾンビはドアをあけ、グレースを捕獲に来ますがタイミングよく着火具で大砲を放つと

コショウのビンがゾンビに命中し、クシャミをさせる事が出来ます。

くしゃみをしたゾンビはと言うと、一気に白骨化して骨が崩れて死んでた。

重度の骨粗しょう症と壊疽の患者でも、それは無い。

どうやらアイテムの本などから得る説明によると、エリザベスの魔術で不死身になったゾンビは2つ3つ決まりがあり、

一度目の死は仮の死で、二度目の死亡が本当の苦痛を伴う究極の死らしい。

そして契約期間の間に作られた武器であれば彼らを殺す事が出来るとの事。

コショウって武器だったっけ…?

って事でコショウを武器に戦ってる連中をちょっと探ってみました。

・バーガータイム

肉やピクルスや玉子をクシャミでスタンさせてた

・不思議の国のアリス

公爵夫人がコショウを武器にしてたらしいけど、公爵夫人ってキャラが凄くマイナーで一部の人以外ピンとこない。

・ダイナマイト刑事

凶悪犯をコショウで息の根止めてた。

うん、武器だった。コショウ。

しかしこのペースで行くと、二度目の死が待ってるゾンビ達は

トンプソン機関銃とかショットガンとか洗濯へらと言った強力な兵器を使わずに

生卵とか上から落ちてきた桶とかでも殺せそうだな。

って言うかその究極の死とやらの第一ケースがこれじゃあまずいと思うんです僕。

…さて、その場に残ったのはよりによってグレースと割れたビンと役目を果たした大砲。後ゾンビ遺品のベル。

そのベルを頂戴して今度はドアから出て調理場に。

調理場の一箇所だけポリゴンの場所でベルを使うとリフトが下りてくるのでそれに乗るんですが

たしか、テーブルの上にある鶏の脚を取らないと見つかってゲームオーバーだったと思う。凄く不親切。

それとこの辺からゲームオーバーのシーンが変わってラストサムライの序盤で

オールグレンが銃の販売ショーをやってたときに流れてる音楽と同一のお祭り騒ぎな音楽と笑い声が鳴り響き、

さまよえるオランダ人号の甲板で宴会騒ぎをやってるゾンビ達と逆さ釣りのカーンビーと言う光景が見えます。

前の方がまともな発想じゃ勝てないくらいにインパクトあったのですが、こっちはこっちで中々笑えます。

…リフトに乗って到着したのはヘルズキッチンの台所。Tボーンが居た場所です。

ココで糖蜜とアイスボックスを調達できます。

地面に仕掛ける事でゾンビに対して糖蜜で足をとめたりアイスボックスでしとめたりできます。

って、アイスボックスの中身何いれてんだ、あぶねぇ!

ゾンビ、踏むと即死です。トンプソン機関銃で打たれても何発かは死ななかったのに。

糖蜜も踏むと即接着と言うアロンアルファを開発した人に申し訳が無いくらいの接着力です。

しかもゾンビはグレース以外見えない様子なので壁があろうともグレースに向かって歩くので見た目かなりバカです。

…で、武器を手に入れてゾンビを屠ることが出来るようになったグレースで探索をすると

ジャックの部屋でカーンビーの手錠の鍵と杖を見つけたり

その杖をなんだかんだでブードゥーの杖にしたりしてからリフトで帰ると捕まります。

この辺は極めて面白いポイントがグレースの顔以外何も無さ過ぎるためあっさりと書かせてもらいます。

 

-復活の紳士-

グレースは再び捕まってしまい、カーンビーのそばに置かれます。でもやっぱり捕まえてお気に来たゾンビも

あんまり長い事触りたくないらしくって早いとこ動けなくしようと手錠をつけようとします。

プレイヤーの操作はカーンビーになっているので適当に操作するとすぐそばに落ちてる手錠の鍵を拾って復帰です。

ちなみに最終兵器洗濯へら様をはじめとするヘルズキッチンの産物は軒並み無いのでここで使うのは頭突きです。

頭突きで相手を白骨化させて適当に物を分捕ります。海賊のサーベルとか。

あとちょっと先で手に入る海賊のピストルは装填が一発だけで打つ>装填>打つと言うマニアックな性能で大好きです。

結局素手とか剣術の方が強いから使わないんだけどね。

敵をハメ殺せるのが強みだし、近接攻撃。

さて、この先は割と自由に薦めるのでお奨めスポットだけを抜き出して書いていこうと思います。

・火薬庫

この部屋で面白いのは火器を発射した途端に突然画面が切り替わり、

さまよえるオランダ人号の前景が見えるアングルの画面になります。

そして光が窓から漏れて大爆発するオランダ人号と洞窟って言う画面を見せ付けられます。

もちろんゲームオーバーですよ。

まあ火薬庫で火器を使うって言うのがどれだけ危険かを実に現したゲームオーバーでしょう。

ちなみに、このヒントは、この火薬この敵を倒した時に手に入る本で知ることが可能。

遅いから。

とりあえず空いては大した事が無いのでサーベルとかで倒せばok。いつもと変わらないけど。

・大砲のある部屋とその正面

大砲がある部屋と、その正面のゾンビが大量に寝てる部屋があります。

中々生活観のある連中だ。

この寝てるゾンビ達の部屋の中で発砲すると起こす事が出来て戦いなるのですが

もっと面白く倒せる方法があったりします。正面の部屋の大砲を使うのです。

さっきまで寝てたのに大砲に手を出した途端目覚めて襲ってきます。大砲と神経が直結してるのかと思えます。

で、爽やかに倒して見ると大砲は晴れてカーンビーの物。正面の部屋に大砲を向けてから

火薬庫で手に入れた火薬樽をセットして寝てるゾンビをそのままあの世へ吹っ飛ばすと言うグレイトな作戦だけど

こっちの方が火薬庫で発砲するよりも危ないと思うのは俺だけ?

・その他の部屋適当

ヘルズキッチン内部で戦ったTボーンとか二丁拳銃とかショーティレッグとかが襲い掛かってくるぞ!

ハメ殺しましょう。

…そんな感じで適当に進撃するとまたエリザベスに呪いで捕まる進歩の無いカーンビー。

そして最恐フェイスのグレースがまたしても現れます。

 

-エリザベスの最期-

グレースでやる事はたったの3つくらい。

まずニコルズ船長の像があるのでそれに捕まった時に没収されてなかったブードゥーの杖を握らせて扉を開けます。

その扉の奥にいるニート魔女エリザベスに接近します。結界があるらしく中々近づけませんがそれはそれ。

そこでニワトリの脚を使うとエリザベスは何か知らないけど空気中に四散します。

途中カットしたけど手に入る本で知ることが出来るブードゥーの魔術対策にニワトリの脚を使うってのがあったんです。

だからって魔女を即死させる事に対しても使えるとはこれいかに。

絶対ブードゥーの魔術使いはニワトリアレルギーになる事間違いないでしょう。

あ、あとこの時に余裕があったら宙に浮いてるカーンビーの見物もします。

これでやることやったでしょと思ったグレースは一人脱出用のボートに乗ってカーンビーを待ちます。

様子の一つでも見に行ってやれ。

 

-片目のジャックとお戯れ-

こうして再び自由になったカーンビー。

彼の前に今までのゾンビより格段にマッチョなゾンビが突然部屋の床から湧いて出ます。もちろん説明はありません。

コイツは不死身でなおかつ歩くと画面が揺れ、音もうるさくてずっとついてくると迷惑な相手ですが

階段は登る頭脳とスマートさが無いのでさっさと上に登ってやり過ごせばokです。

甲板にそのまま上るとまだ倒してなかったゾンビが数名戯れてます。

バブルブレイドは多分皆さん忘れてるでしょうこの読み物の中盤辺りに出てきたニコルズ船長の剣を持って逃げ、

他のゾンビ達も適当に散らばります。

とりあえず目に付いたゾンビを倒したら今度は船の監視台の上へ。落ちたら即死。

そんな環境で戦うのですが逆を言うと落とせば即死なので適当に殴って落とせば解決です。

それでヤツの遺品であるこの度三度目の登場であるフックを使って隣のマストへ張られたロープをつたって移動。

その先はマストの上、やたら足場が狭く落ちたら即死。

対戦相手は見てる方が心配になるほど元気一杯に動くバブル・ブレイド。

動くのが恐いので向こうから接近してもらうのを待ちながら剣を振ってればカタがつきます。

彼を倒すと落ちたら即死が解除されるので落ちます、って言うか普通そんな事わかりません。

落ちるとそこにはニコルズ船長の剣が刺さってるのでそれを取り、持ち替えときます。

後は甲板を走り回ってると片目のジャックといつのまにか捕まったグレースが居るので、

グレースを動けるようにしてあげてからジャックと戦います。

ちなみにジャックは逃げるグレースの事を完全に無視。

さて、片目のジャックとの戦いですが彼は二刀流で迫ってきます。

そして彼にダメージを与えられる武器は近接戦闘武器でありかつ

冷静になると契約期間内に作られたかどうか怪しいニコルズ船長の剣のみ。

つまり熱い白兵戦になるわけですけども近接攻撃の特権であるハメが使えるんです。

もちろんラスボスだろうともね。

って事で片目のジャックはあっけなく倒せるんですがまだ彼には一度しか死が訪れてません。

だから倒したと思って余裕で居ると起き上がってきてこのゲームはじめてのホラー要素にびびらされます。

だからちゃんと彼のそばに立って2度目のハメ準備を整えとくのがプロです。

今度のジャックですが、1度目のジャックと何一つ変わりません。

不死身と言えども流石に基盤が人間なので理不尽なパワーアップとかは無いようです。

ラスボスなのにヘルズキッチンの中で戦ったゾンビの方がずっと強いのも実に奇妙なことですが、

その辺がアローン2なんです。

あとさまよえるオランダ人号の部分があっさり書かれてるのはあんまり思い入れが無いためだと思ってください。

 

…かくして、いともあっけなく片目のジャックを倒せたカーンビーはグレースと脱出するのですが、

この脱出ムービーで明らかに船は一度沈んでいる。

海中を進撃する船を今までのゾンビが比じゃないくらいの大海獣が追っかけてくるし。

でもそいつは割りと諦めが良かったので海上に出る頃には居なくなってます。

それで、会場に出た時点でムービーは終わり、見渡す限りの海にカーンビーとグレースが乗った船が浮かび、

THE ENDの文字をこれでもかとばかりに掲げてこのゲームは終わります。

最初全力を出しすぎてたから後半息切れしても仕方が無いから、許す。

だから後半息切れしてたの許して。

 

 

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