ファイナルファンタジーIIIプレイ記
第五話 黄金コンビと言うがどっちが金でどっちが黄?
ゴールドルの家へと徒歩で向かう我々。
問題の沼もあっさり踏破してたどり着いたゴールドルの家。
内装は全て金ずくめ。こんな立派な家に住みやがって…石さんの怒りに火をつける気か?
しかも出てくる敵は全て金。そんな中には金の馬のモンスター、ナイトメアーとやらも。
この人んちにも、馬が居るンだな。なんだか凄く落ち着く家です。
ちなみに戦闘ではシーフやカラテカとなった二人が攻撃回数8回をたたき出しては粉砕してます。
もう打撃戦はお前の独断じゃないぞ、石!そもそも君は何故か敵に狙われやすくて致死率高いし!
そこら中に鍵がかかってる扉がありますが、それもシーフのカーンがあっさり開錠します。
色々探索しているとずらりと並ぶ宝箱。こう言うのを見て、そばに行って、あけるのもRPGの醍醐味。
中身がガッカリする物半数以上でも嬉しい瞬間ですね。
ちなみに中身はカラテカのレムさんがつけられるひりゅうのつめと売却用にあるようなアイテムきんきらのつるぎ11本。
これだけ金まみれの家だけあって中々しゃれた加工品を持っています。
調子に乗って最上階にたどり着くと家主ゴールドルが居ました。背後には金のクリスタル。
話し掛けてみると「わしのクリスタルはわたさん! しねい!」と一息で言えるシンプルな言葉で襲ってきました。
素手に金色の鎧と言ういでたちのゴールドルはこれまでのボスと違って拳で叩いてくるタイプのようです。
しかしその一撃はさほど効きません。
それを見るやいなや、ゴールドルはファイラで攻撃してきました。
そりゃ義務なのか?
もう慣れきった事をやるかのように対応し、そのままの勢いでゴールドルを張り倒しておきました。
敗北したゴールドル。突然背後にあるクリスタルを砕くと言う事をしでかし、そのまま息絶えました。
まあ金のクリスタルには興味がないのでよしとします。
ひとまず鎖の鍵を手に入れて、我々の船は自由となりました。新しい大陸冒険のスタートだ。
適当に飛びはじめた我々。
小島にある町やらなんやらで拾えるものを拾ったり情報を集めたりしながら飛行生活を送り、
壁に包まれた巨大な町の上空を通過。するなり砲弾が飛んできて我々の船に命中!
そのまま何発も喰らい爆散する飛空艇。どうやら我々の乗る乗り物は割と短命のようです。
例によって可燃性の物に引火して爆発したようなエフェクトと共に散った飛空艇。
それに乗っていた我々は地上に放り出されるだけで済みました。
落下地点では演習のようなことをやっていました、これの砲撃で落とされたようです。
と思ったら演習ではなく本気勝負でした。どうやら軍隊を2つにわけて戦わせているようです。
ひとまず城には全く入れないのでその辺の街で情報収集。
困った事に武器屋の類も扉が封印されています。
封印なんて非科学的方法でロックされた扉では流石のシーフも手が出せません。
いや、科学的な方法でロックされてる電子ロックも多分ロックハッカーとかないと無理だけど。
そして情報の定番、酒場に行くと自称王子がモヒカンにいじめられていました。
成り行きで戦う事になりましたが彼らはゴールドナイトでした。
お前らの騎士道ってのはなんだ?
いや、まあ、騎士道について問い詰められたらうちのパーティーにも一人危ういのが居ますけどね。
とりあえずいつもの行動に出て殴り倒しておきました。
自称王子を救出してみると、どうやら本物の王子らしくその後なんだかんだあって同行する事になりました。
王子を助けた後に街中に居るじいさんに話し掛けるとどうやら城の人間だったらしく、
ひそかに助けてくれるようです。受け取ったのはウインドスピアとドラゴンメイル。
にしてもこっそり居るためとは言え四方を水路に囲まれたような場所に一人突っ立ってるのはかえって目立つし不便では。
その後は竜騎士の宝が眠るらしいドラゴンの塔へ向かい宝捜し。
隠し通路と言うギミックをふんだんに盛り込んだフロアを突破して上へ向かい、
見つけたものは竜騎士の防具4人分と槍数本。なれというのか、皆揃ってなれというのか。
と言うわけで素直に全員竜騎士になり、足りない槍は頑固に営業を続ける武器屋から調達。
今までつけていた装備はでぶチョコボに預けて装備できる腕防具なんかはカーンとラースさんに。
残りの二人が腕防具なしである辺り、誰に期待しているかがはっきり分かりますね。
と言うよりは、ラースさんが一番生存率高いためなのかほかのメンバーよりレベルが1高いし、
不思議と一人生き残って窮地を脱したりとただ一人まともなキャラクターです。
全員竜騎士になり、ちょっとレベル上げを行ってからいよいよサロニアの城へ。
王子パワーで中に入る事が出来、一晩休んでから王様に謁見と言う事になりました。
夜、ベッドで二人話しながら横になっていると王様自らが王子を暗殺しにきました。
更に大臣が現れて王様の行動を後押し。しかし王様は自分で自分を憂無。
正気を取り戻した王様を王子ごと消し去ろうと襲ってきました。当然阻止する我々一行。
いいぞいいぞ、こう言う面倒くさくない展開!
襲い掛かってきたのはガルーダ。コイツは今までのボスと違って個性派で、炎(特にファイラ)を使ってきません。
全体の稲妻は2-3発も喰らえば死亡するほどの威力を全体に浴びせてくるので冗談ではない威力ですが
それでも何故だか炎じゃないってだけでちょっと嬉しい。
それをかわすは竜騎士のジャンプ。飛び上がってしまえば完全回避です。
俺たちを落としたければゲパルトにでも乗ってくるんだな。
しかしゲパルトがないのはこちらも同じ、空飛ぶ怪鳥ガルーダに地上からの対空攻撃とはいかず、
竜騎士のジャンプによる空中戦を繰り広げ、二度も飛び遅れたカーンが瀕死になる以外は余裕の撃破となりました。
飛行機が苦手なコングこと石さんも自分の力での跳躍なら大丈夫らしくしっかり竜騎士して大ダメージ与えてました。
…互いに部屋の天井を突き破るような跳躍を見せたガルーダ戦。
ガルーダを無事ササミにした一行は王子と一緒に国王の最後を見届け、
王子から王になる事へと決意を固めたアルスに謁見して一件落着。
彼曰く、サロニアにある物は何でも使ってくださいと言ってくれました。
国王からの公認で、家捜しができる。そんなわけでボーナスゲームだ。
ボーナスゲームをエンジョイしていると、今は塞がっている地下道だったらしい場所に到着。
ファミコンならではの見下ろしグラフィック柄、向こうに何かがいるのがわかるので、
ココは一つ穴を掘るというのはどうだ?
ジョブチェンジで山師か火薬取り扱い技師、トンネル工事人があれば楽勝だったのになぁ。
それから、サロニアのエンジニア達が古代遺跡で発掘した飛空艇ノーチラスを進呈してくれました。
コイツのパワーがあればどんな強風にも負けずに突き進む事ができるみたいです。
やっと空飛ぶ乗り物から解放された石さんとしてはちょっと遺憾であろう。
しかもパワーがある=速度が出る。こいつは歩行の8倍速と言う制御が困難な性能を誇ります。
ジョブも戻して準備万端。
よーし、早速行ってやるぜ噂の強風吹きすさぶタルグ大陸!
タルグ大陸の強風にも負けずに突き進むノーチラス。
物凄い速度ですが制御も難しいです。多分操縦しているのはモンキー担当のレムさんでしょうけど。
レムさんはバイク乗りで結構乗り物の操縦はうまそうですが一昨年辺りにバイクで両腕骨折してるんですよね。
聞く話によると医者曰く両腕骨折でもありがたいくらいの事故だったそうです。7:3で死んでてもおかしくない事故だったそうな。
しかも、そんな両腕の状態だと言うのにUOやっちゃってるの。
このような人にノーチラスの操縦を任せてよかったんだろうか。
しかしここいらの空中はモンスターが存在する嫌な地域。流石に戦う時ばかりは飛行機嫌いのコング石さんも戦わせますが
戦闘中瀕死のレムさんをかばって自分が死亡する事がありました。そんなに嫌だったのか。
そこでサロニアで購入したレイズの呪文が即座に大活躍。否応なしに戦線復帰させます。
確かにこれなら強風も納得できると思わせる、大陸の細い道を抜けていくと、一つの館発見。
早速入ってみると侵入者扱いされました。
そしてミュータントみたいなのが襲ってきましたのでAチームとしても迎え撃とうと思ったのですが、
我々がクリスタルに選ばれた戦士であると理解した途端歓迎してくれました。
話は昔の事。大魔導師ノアが目の前に居る家主ドーガと他二人であるウネ、そして時折名前が出てくるザンデに
それぞれ財産を継承したそうです。ドーガには魔力、ウネには夢の世界、ザンデには人間の命。
ノアが人間の命をくれるって、メタルマックスを知ってると相当な皮肉ですね。
ザンデはそれに不満を感じて世界に大迷惑をかけたって事のようです。
そしてこれからも迷惑をかけるみたいなので止めて欲しいと言われ、家主ドーガが同行してくれました。
話を聞いてみると館の奥にある小人限定秘密の通路から奥へ向かうのが義務のようです。
ココでレベル6の呪文を買ってレムさんを念のため黒魔導士に。皆で小さくなってレッツゴー。
今回はシーフのカーンによる高い逃走率を誇る「とんずら」でやり過ごそうと言う作戦。
レムさんの黒魔導士はあくまで保険の意味合いが強いのです。
そしてあっさり最深部に到着。
ドーガが力を振り絞って我々の船ノーチラスを魔法で水中にいけるようにしてくれました。
そう言うのは科学文明にどうにかしてもらおうぜ。
その後は例によって引き継ぎ、海底神殿でノアのリュートを使ってウネを起こし、
古代遺跡に行ってインビンジブルを手に入れろとのこと。最後にドーガは鍵を取りに行くといって消えました。
ご丁寧に地上までワープさせてくれたので、すんなりと次の目的地へ向かえそうです。
小人を解除して、レムさんをカラテカに戻して、目指すは海底神殿だ。
つづく。