ファイナルファンタジーIIIプレイ記

 

 

最終話 TEAM piyo2

…前回のプレイ記から間が空きましたが、レベル上げに励んでおりました。

アイアンクローを百数十体程度血祭りに上げた後に頂戴した情報に基づいて

知り合いお勧めのバハムートの洞窟で修行した結果レベルは58までアップ。

バハムートの洞窟は結構経験値ある上にインビンジブルですぐピットインで来て楽チンです。

以上のようにかなり力をつけた我々はクリスタルタワーの敵すらも物の数に入らない領域に踏み込み始めていました。

クムクムのデスに関しては依然無力ですが。

時間以外の敵を持たなくなったつもりでいる我々。

その時間の問題もまとまった時間も出来ましたのでじっくりとクリスタルタワー完全攻略を始めようと思います。

そんなわけでカーンを魔剣士に戻してタワーの上を目指しダッシュ。

上へ、上へ。あの前回やばそうで引き返した扉を突破してドラゴンの像がある部屋へ到達。

適当に鏡を覗いてみると罠で、動けなくなって周りにあるドラゴンの餌にされるようです。

動けないと言いつつも一歩後ずさる一行。

ココまで踏破してきた人間にとってねぎらいにもならない至極迷惑な罠にかかってしまったわけですが

そこにドーガの霊が現れてこのドラゴンを抑えてくれる人を探してくれるそうな。

ドーガが見つけ出したのはサスーン城のサラ、カナーンのシドじいさん、

オーエンの塔の動力炉から生きて出てきたデッシュ、サロニアのアルス王子ことアルス王、

自称ゆうしゃのじいさんと40%がじじいと言う選出でした。ドーガ自体もじじいだし。

そして集ったこれまでの冒険で出会った身内連中。彼らがドラゴンを食い止めている間に先に進めそうです。

デッシュやサラはともかく、じじい二人は力を使い果たすと言うより

眠くなるとか寿命がくるとかが心配なので急がなくてはなりません。

進んだ先は最深部。居たのは魔王ザンデ。溜めなしでほんの一言二言言うなりすぐ襲ってきました。

こっちの体は道中でもう完全にウォーミングアップ完了してるんだよ!

まずはレムさんとラースさんのヘイストでカーンと石さんの攻撃力をアップさせます。

その間ザンデはライブラで石さんの調査をしていました。石さんという生物に興味津々のようです。

ヘイストのかかった石さんは21回ヒット5600ダメージをたたき出します。

カーンも負けてられないので18回ヒット2300ダメージってあれ?この差は何だ?

全ての武器をランボーのように問題なく、効率的かつ最大限に引き出して使う忍者と

器用貧乏の魔剣士の違いと言うのか…攻撃力の数値ではこちらの方が少し上なんだが…

これからの戦いは本気で戦わないとまずいし、ザンデ戦が生きて終わったらカーンも忍者にするか。

…石さんをやたらとライブラする魔王ザンデは、その石さんに拒絶されるように切り刻まれていきました。

最後に一言言い捨て、ザンデは消えていきました。これまでの伏線に対して随分本人はあっさりしています。

そこに現れたのは「くらやみのくも」を自称する物体。全てを闇で包み消し去ろうと言う輩です。

手始めに我々を消そうとしてきたので交戦。

このくらやみのくも、スパイダーなのかクラウドなのかは知りませんが口から波動砲をぶっ放してくれます。

きたねぇぞこの!

こっちは一応世界にあわせて手に持って振り回すような原始的な武器を主力にする他、獣の力を借りたりとか言う形で

機関砲の一門も使えないような、かなりの制約を受けて戦ってるってのになんだその近代文明攻撃は。

お前がその気ならレッドウルフとかラマルクII+くらい使わせろこの野郎!

しょうがないので上記のような手段で抵抗するも放つ攻撃がことごとくミス!表記。

波動砲自体は先の石さんに首っ丈のザンデが放ってきたメテオよりは痛くありません。

しかし毎ターン放たれると結構辛いかも。

最初の一発を放つとオレンジから緑に変色するのはどう言うことなのか知りませんが。

…そう言えば、ザンデの手下クラーケンが矢を放ってきたけどアイツはキューピットだったのかな。

石さんを仕留めてザンデの所へ持ち帰り、何らかの方法で石さんを自分の物にしようとしていたのかも知れん。

ザンデの奴、やり手だ。

…んなこと考えてたカーンを筆頭に、我々は打開策もなく全滅しました。

今まさに死のうとしている我々に駆け寄る身内一同。

そこに現れたのはドーガとウネ。

迎えに来たと言うよりは我々を蘇生してくれるために来てくれました。

魂を分け与えてくれた二人はあのくらやみのくもを撃退する事が世界の安定にも繋がると伝えて消えていきました。

そう言うのは柄じゃないけど成り行き上しょうがねぇ、やってみっか。

生き返してくれただけじゃなくて完全回復もしてくれたみたいですし。

…カーンを忍者にして、闇の世界へダイビング。

 

闇の世界。ココでは回復も出来ない辛い戦いが続きます。

まずは4つのダーククリスタルの力を借りるために探索。

流石に闇の世界と言うだけあって宝箱にも敵が高確率で潜んでいます。

ご丁寧に先ほど戦ったザンデのクローンなんかが出てきては

石さんにライブラと言う定番の流れを必ずやってきます。他のキャラは別段知りたくないようです。

最初に赴いたのは左上の風のダーククリスタル。我々の邪魔をするのはケルベロス。

コイツの事は覚えてなかったのですが、その程度の敵だったってことでしょう。

ザンデの時と同じ戦い方を試みました。結果は圧倒的勝利です。

ケルベロスの全体カミナリも全体回復でどうにかできる範囲。

しかし、忍者になっても相変わらずヘイストの効果は石さんの方が強烈。

忍者になった目的が的外れだったと言い切られたような否定加減です。

ダーククリスタルから闇の戦士を解放した我々。次のクリスタルへ向かいます。

おかしらって言うたくさん居てはならないようなモンスターが一杯出てくる闇の世界にも

ちょっと目が慣れてきて余裕が出てきました。今のレベルなら問題なく消耗を抑えて戦っていける。

水のダーククリスタルの所に到着すると襲ってきたのはエキドナ。

この天井からぶら下がってる奴は何となく覚えてる。ちょっとやっかいだけど強敵ではなかったはず。

気まぐれにクエイクやメテオを放ってくるのは恐ろしいと言えば恐ろしいのですが耐えられる範疇。

ケアルガ連打とヘイストからの過剰暴行でこれを撃破。闇の戦士を解放しました。

続いて右下の土のダーククリスタル。ココの番人はアーリマン。アーリーオーバーマンみたいな名前です。

こいつの姿を見た途端、何か凍りつく物を感じました。相当嫌な思い出があるようです。

その実態を思い出せないまま戦闘開始。

途端、惜しげもなくメテオをぶっ放してくるアーリマン。

先のエキドナもクエイクやメテオを使ってきましたが、アーリマンの印象が強いと言う事は…

コイツは乱射してくるかもしれない。

次のターンは全体に炎なんて言うもう飽きたような攻撃だったので楽々。

その後もクエイク、吹雪など全体攻撃を経由して再びメテオを放ってきました。

なるほど、こりゃあ回復の手を緩めたら死ぬボスだ…が!

逆を言うとケアルガでしっかり回復していれば厄介なメテオまでの間に回復は出来ます。

私の心の底にへばりついた恐怖、アーリマンを克服して闇の戦士救出。

最後は右上。途中にある宝箱のザンデクローンがはじめて石さん以外の人間にライブラしてました。

火のダーククリスタルを守護するのは2ヘッドドラゴン。

見るまで忘れてましたが数字が名前に入ってる面白いボスってことしか覚えてないのでたいした事はないでしょう。

蓋を開けてみるとその通りで、単純に単体への打撃が痛いだけのゴリマッチョ系ボスでした。

打撃の威力は前列なら即死クラスなのですが即死するってことは回復の選択肢を考えなくて良いと言うメリット。

ついでに言うと即死させてくるという意味では複数出てきてデスを唱えるクムクムの方がずっと脅威です。

更に後列は即死しませんので賢者のレムさんとラースさんは安心してカーンや石さんの死体を蘇生できますし、

前列の二人も安心して死んでられます。と言うよりですね、そもそも、

死んで生き返っては突撃するゾンビ作戦が得意な我々冒険記メンバーに彼の攻撃は効果的ではありません。

結局カーンが一度死ぬ程度の戦いでした。闇の戦士これで全員救出。

これで準備は整った。いくか…

 

…くらやみのくもと対峙する一行。

闇の戦士達による命がけの行動によってくらやみのくもの力を弱らせました。

確かこれって足りないとその分だけ強くなるんでしたっけ?

まあそれはそうと戦える条件を整えたのでいよいよ最終決戦スタート。

作戦はいつも通り、ヘイストで攻撃力増強されたカーンと石さんをアタッカーとし、

レムさんとラースさんはケアルガで回復に励む。ケアルガが使えなくなったらエリクサー。

相手は自慢の波動砲を口から噴射するばかりの敵なので回復を怠ると危ない反面、対策は一種類で十分ともいえます。

とりあえず皆波動砲には3発は耐えられるので回復が追いつかないことはあまりありません。

ついでに打撃力も石さんが7000ダメージ近くという

まるでファイナルファンタジーみたいなダメージをたたき出して攻撃の主力となっています。

4000程度のカーンがオマケみたいです。

そんな完璧な布陣を組んで挑んだ所、なんと5ターンほどで撃破。

エリクサーの一つもホローチャージの一発も使っていません。

以前のクリアの時はエリクサーの残数が心配なくらいだったような気もしたけど。

今、この行を書いているときに存在を思い出したんですが手裏剣使うまでもありませんでした。

ホローチャージのないこの世界においてはそれの代わりのポジションであるはずの手裏剣を、だ。

あまりの圧倒的展開にラスボス戦であることを忘れかけていました。

 

こうして、くらやみのくもを撃破したピヨピヨファミリー。

ドラゴンを抑えるために集まってくれた皆と一緒にインビンジブルで帰路につきます。

皆をそれぞれの住む場所へ送り届け、最終的にはノーチラスで故郷の村に。

あんな音速のもんが飛んできたら何事かと思いますよね。

村に戻ると皆は大歓迎モード。ワイワイ騒いでいると最初に接触した風のクリスタルが地表に出てきました。

夜明けの象徴のようです。

 

…とまあ、全てのプレイを終えましたが今回は特別なプレイじゃないのであとがきはあまりありませんが、

普通のプレイでもクリア自体がハードルだったので達成感は十分あります。

それから、クリスタルタワーから闇の世界、ラスボス戦はかけた時間を考えるとかなりの緊張感でした。

これらがあったからこそ、4以降のセーブポイントと言う概念が出現し、

回復やセーブができるようになったのでしょう。

そう考えるとあのクリスタルタワーなどもFFの歴史上では必然性のある存在だったと言えるでしょう。

…とりあえずこれだけしっかりとプレイしてクリアすれば胸を張っていえるぞ、FF3クリアしたと!

 

 

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