ブリタニア生活ファイル

#02 釣り師がツアーに出かけたら

今日はデルシア在住のMallyさんが特攻イベントを催すとのこと。

言うだけならばなんてことは無い、戦士だけで死地に赴くと言うイベントです。

そんなわけでスカラブレイ在住釣りの傍ら戦士としても活動しているTinpと、

同ギルド[AiN]のメンバーであるSakata、Koamiと一緒にムーングロウの町で戯れていたりします。

ちなみに、Koamiは次の日の都合により非参加。参加するのは私(Tinp)とSakataのみ。

そうこうしていると時間になったので散乱している椅子をビートルに食わせて(厳密にはビートルに積み込むだけど)

集合場所のムーングロウホールへ。

ちなみに参加者はこんな感じ。

このイベントの班長であるMallyさん、副班長(?)のKatsumiさん、練達の戦士Timeさん、

今回初参加らしいMama-Chanさん、masaさん、SAMURAIさんの3人、

そしてAiNのよく死ぬ2人ことSakataとTinp。

各自「死んでもいいような乗り物持ってきてください」とMallyさんから聞いているはずなのに

便利なビートル率が非常に高いのは何故なんでしょうか?

まあ私の場合は利便性よりも現在厩舎にいるペットで一番いらない騎乗生物がビートルでしたので。

普段はオスタード(Timeさんが乗っているかわいいやつ)ですし。

余談ですが、全員が集まる前まではPCの話が出てきたり、今回の行き先で死んだらなんていう話で

盛り上がってみたりしていたのですが、PCによる移動速度話の際Tinpはこんなことを言っていました。

我ながら弱気な発言だ!

メンバーが集まったので早速ゲートでムーングロウのある世界とは別世界のイルシェナーへ行く。

ちなみに、飛んだ先はイルシェナーの武勇の神殿と呼ばれる場所。

ここには普段武勇神殿近くにはいるはずも無いユニコーンが居たのですが、

「お前の存在は邪悪すぎる!平和のために消えろ!」感覚でTinp目掛けて襲い掛かってきます。

ええ、もちろん倒しましたよ。

しかしながら向こうも本領発揮したくなったのか、倒してしばらくするともう2匹現れました。

こんなところでリリースしやがって、マイナスカルマ(要するに悪人カルマ)人間の気持ちになってくれ!

いいかげん嫌になったのでソーサラーダンジョン入り口まで移動することになりました。

で、ソーサラーダンジョン内部。SS取るの忘れてました。まだ慣れてないのでご勘弁を。

ちなみに中では、バラエティ富んだ敵キャラがガンガン迫ってきます。

しかし、この辺りの中堅〜それ未満の敵ぐらいではそうそう死人が出るような展開はありません。

まだまだ全員余裕の面持ちです。

流石に戦闘モードとなるとほとんどの人が鎧や兜を着はじめ、戦士らしさを誇示していますが

相変わらずTinpは頭に麦藁帽子かぶりっぱなしで防御力そっちのけでポリシー貫徹でした。

そして進んだ次の階層。ここでSakataが一番星になる。もちろんSS取り忘れましたが。

最近思いつく限りではこの手のイベントではいつも生き延びていた彼も今回ばかりは死亡。

しかも死ぬことで騎乗していた生物も連鎖的に殺害され、移動力が下がり死に繋がる。

おまけに復活後自分の死体から装備を回収中にさらに殺されたりとまさに

あの世スパイラルが完成してしまうわけです。

そんな恐怖のシステムに今Sakataは第一歩を踏み込んだ…はずだったんですが

周囲のサポートもあり、乗り物も装備も無事に復帰できた模様。

話によると、死んだとき不正落ちしていたらしい。

…その後は、ぽつぽつと死ぬ程度で私の予測よりは順調に事が進み、

誰かの「倒すと増えるってどういうことだろう」に対して

私の「メラゴーストみたいだ」と言う言葉が理解者ゼロで流されるくらい落ち着いた戦闘になってきました。

黒いアイツが来るまでは。

黒デーモン。巷では黒閣下などと呼ばれているコイツ、非常に優秀な殺人能力を持っており、

普通の人間なんかは2発ないしは3発で殺してしまい、なおかつ移動力もあったり攻撃速度も速いで

UOでは最強クラスのモンスターとして君臨している存在です。

こいつが来たからにはさあ大変。ばったばったと人が死に、

こんな光景が珍しくない状況が継続。

しかも、恐ろしいのは閣下だけではありません。

人間が食らうとものの十秒ほどで毒が回って死ねるほどの猛毒もちのポイズンエレメンタル、通称毒エレや

攻撃力とタフさ、そして魔法を兼ね備えるブラッドエレメンタル、血エレなんていう猛者たちもいます。

あと私が相手した中ではぞろっと沸くヘルハウンドなんかもいます。

固体では弱いのですがUOというゲームにおける数の暴力性を教えてくれます。

集団暴行を加えてくる彼らを何とか撃退しつつも蘇生に励んでいたら…

通りすがりの血エレに一撃やられまして死亡。

ここまで私の足として活躍してくれたビートルの「ビートルマニア」もれなく血エレにぶっ飛ばされて殉職。

彼の荷物の椅子は全てモンスターにもっていかれた模様。

…その後、蘇生>死亡のレスキルコンボを叩き込まれながらもなんとか体制を立て直した私。

団子状態で戦っている仲間たちの下へ加勢にでます。

ちなみに、ビートルマニアの魂はうろうろしていると邪魔なので成仏させました。

数分後、調子に乗ってこのありさま。

生きてる人達は血エレやらが襲ってきて戦闘に大忙しの中、

同じく死んで死者だけの世界に来た多分mama-chanさんと会話。

幽霊なので何に襲われることも無くのんびりしています。

…一通りカタが付いて、蘇生してもらい、いよいよこのダンジョンの一番深くへ行くときが来たようです。

そんな中、既に騎乗生物を殺害されて徒歩の者が約4名。

Timeさんが死んでいるのは以外や以外でした。いつもおつりがくるくらいの活躍している人だけに。

SAMURAIさん(画面左上の銀の方)に至っては完全な回収ができなかったらしくて武器すらありません。

(UOでは同じ武器でも槍などの突く武器、弓などの射る武器、メイスなどの殴る武器、

剣や斧のように切り裂く武器、そして素手などの肉弾攻撃ごとにスキルが設けられていて

自分が鍛えた武器ジャンル以外だと命中率や回避率が低すぎてほとんど武器として機能してくれません。

この辺はロマンシングサガシリーズをイメージしてくださると非常にありがたいです。)

そして場には槍使いゼロ。唯一槍使いだったSakataは既に帰ってしまっていないという状況。

しかしながらそこは副班長のkatsumiさんが持っていたマジック武器の中でも最高峰の攻撃力補正がある

バンキッシュ(Vanquish 略称バンク)の片手突剣、クリスを持っていたのでSAMURAIさん戦前復帰。

でもよーく見ると靴も履いてないような…まあ靴は足防具があれば防御影響ないからいいか…

ちなみに、ココでSakataは都合のため帰りました。ココは一つSakataの分も死に戦います。

…そして特攻した最下層。黒閣下が2人に血エレやその他もいちゃったりして非常にデンジャラス。

ところが敵の数が少ないためか、死亡する人間はあまり見られず、善戦するパーティー。

それどころか何故か大金が落ちていたりしていました。上とは大違いの世界だ!

そんな中Tinpは…

持ってきた三脚椅子で休憩中。

しかも椅子に座ったまま戦闘を行う体たらくぶり。

ちなみに見えにくいですが右にいるエルダーゲイザーという目玉と触手で構成されているモンスターと交戦中です。

しかしながら黒閣下を見たとなれば速やかに椅子をしまい、逃げ回る。

アイツにだけは接近されたらおしまいだ!

閣下謹製パラライズの魔法を食らって動けなくなってる間軽くぶっ飛ばされて死亡。

しかも集めたお金10k(1k=1000gp)を死体からルートされる始末。

生き帰してもらって回収も済ませて、その辺にあった兜をかぶって

この時点でようやく戦士らしい被り物をしたTinp、生き返ったときには既にさっきの閣下は死んでいました。

このとき近くにいたkatsumiさんのビートルがもう荷物を持ちきれないくらい重たいらしい。輸送なら任せてください!

さっき閣下にお金を取られたのでかなり重量に余裕ができてます!

後はテレポートの魔法にて移動しなくてはならない場所に直面して、

呪文書なんか持たない主義のTinpには多少難関でしたが、

その辺は代わりに常備しているテレポートスクロールで何とか切り抜ける。

テレポート後のエリアは大した事ない敵ばかりで、一気に突っ切ることになりました。

その後は走って、走って、階段を上って、上って…光の届く場所に到着。

そこは最上階。今回の終着地点。

礼拝堂や寝室などもあり牢獄や拷問具があふれる下の世界とは段違いの場所です。

ちなみに、Tinpの釣り師としての血が騒ぎましたがココで釣りはできませんでした。

しかしまだあきらめないTinp。今度はココから。

投げるポイントがよく見えずダメらしい。

今度はココ。激流の部分は難しいのでなだらかな部分を狙うが遠すぎてダメ。

それでも執念深く竿を振り回していると釣れるポイント発見!

写真では切れてしまっていますがmasaさんの足元ちょっと右下に灰色の物体がありますが

あれがココで釣れた靴です。ちなみにサンダルも釣れました。

ちなみにほとんどの人は風景に感動していましたが、私一人ほぼそっちのけで釣りでした。

…でも、こういう偏狭の池で釣れる靴って釣りとしてのネタよりも、事件の匂いの方が強いなぁ…

しばらくしてムーングロウに戻って決算をする事となり、全員でダンジョンから脱出。

帰りは楽な道を通って帰ることになりました。行きの激戦が嘘のようにすんなりムーングロウに帰還。

帰り道のSSを完璧に取り忘れる私。

で、行きに使った集合ホールで集まって決算が始まりました。

その間そこにたまたまいたNPC傭兵のMackを誰かが雇い始め、数名が色々な命令を与えていた模様。

しばらくして(確か)Timeさんから譲渡されたのでしばらく雇って置くことにしました。

さて、戦利金などの分割ですが、今回大変な目に遭っただけの甲斐もあり、一人頭12000gpほどでした。

あとはマジックアイテムの分配ですが、めぼしいものが無かったためほとんどの人が収穫なし。

そんな中katsumiさんが持ち帰ったテレポリングは最下層の一件もありTinpが貰うことに。

そして、Tinpのマジック収穫発表の番になりました…

誰も要らないらしい。

しかもタイプミス。

 

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