#137 横断、イルシェナー6 -戦慄のマイナスカルマ-

 

前回までのあらすじ…

ノースリーブにズボン、扱えもしないダガー片手にイルシェナーへ突っ込んだカーンビー。

旅もいよいよ折り返しを突破。5つ目の正義神殿に辿り着いた。

そこではウルティマ世界始まった時からの脅威、数の暴力の恐ろしさを再認識させられる。

カーンビーは、ルールに基づいて正義のアンクを利用した勝ち目の薄い強引な復帰を試みるのだった。

…UOの数の暴力は本当にシビアなんです。UOのように数には勝てないゲームもありますが、

別のゲームだったらノーダメージや多大なHP等によってザコは物ともしないでいられるでしょう。

しかしどんなにスキルを鍛え上げてもどんなに強固な装備で装甲を張っても

中身はそれらで強さを補わないとならない人間、完璧には設計が出来ないスキル構成を持った生き物です。

ましてや今のカーンビーはかろうじて防具と呼べる物と服位しか着ていないので割と死ぬんです。

このキャラ強いぞって思ってる伽羅がいる人は一度何も持たずイルシェナー走ってみてくださいよ。

普段手を洗うより容易く倒すモンスターが何故か大きく見えますから。

…と言い訳をしたところでカーンビーの現状に戻ります。

まあアンクの真ん前で蘇りやすいように力尽きたわけですが、

つまりアンク周りにはワラワラとザコが巣くうわけでして、蘇っても大勢に追っかけまわされます。

ヘッドレスごときに止めを刺されるUO5年生!

だけどココはエティンパラゴンの時に習得した遠くに引き剥がしてそこで死んで

それからゆっくり回収をした後に反撃に出るという手法。

それにより、回収と壊滅成功!

とは言えパラゴンが出られるときついし、何より安全とは言いがたい場所なので岩山沿いをそそくさと移動。

もうこの辺りまで走ってくれば死にません。

更に正義の神殿と次に向かう献身の神殿の中間にあるポイント。

周りには野良ヒーラーとか鹿がわんさか。

野良ヒーラーのパラゴンとかバグで沸いて無くてよかった。

この旅で出会った最強の敵、ウィスプパラゴンの二の舞ですから。

それからミーアの村もかすめるように通過。

マイナスカルマに容赦のないミーアキャプテンがこっちを見てる。

最近は耐久がアップしたりパラディン技を使うようになったりしてかなり獰猛になってます。細いくせに。

だけどこの辺りはうまく走る場所を選んでいけば敵性のある生命体と出会う事はほぼ無い場所。

楽々献身の神殿に到着しました。だけどココがゴールじゃありません。

歌詞を引用してしまうなら辿り着いたらココがスタート、です。って事で移動。

日焼け十分にしてるんだから、服着なよ。

ってのはジョークとして神殿に到着した後はそばにある山賊の固定脇する建物で衣類を失敬。

もうココまで来たらハサミとか落とすモンスター居なさそうだけど、一応貰っておく。

それから以前クエストの時に立ち寄ったイルシェナーのクエストで孫娘に心配されていたおじいさん。

孫娘はバッチリ攻撃される立場だったのにこっちはキッチリ無敵属性でした。

グランパに別れを告げて安全な献身の神殿南の岩盤沿いに走るとマッシュルームケイブ到着。

中は名前負けする事無いくらいこれでもかとキノコ。

ちなみに泉もあるので釣竿があれば釣りも楽しめますし、

この洞穴の中にある光からドレッドホーンのダンジョン、ツイステッドウィールドに行く事が可能です。

それ以外は特にモンスターも居ない落ち着いた洞穴です。

この旅ではこう言う安らぎのひと時が思いつく限りでなかったのでたまにはとばかりに落ち着く。

マッシュルームケイブを出てからは岩盤沿いを更に東へ。

すると夜がふけた頃に7つめの神殿、霊性に到着。

ココから8つめの慈悲へ向かうには、ピクシーのいる危険な森を突破しないとなりません。

ピクシーと言えばマイナスカルマの人間に素早く近づきながら魔法を放ち、

ARだけが高いのでカーンビーの手持ちNQハチェットでは太刀打ち困難で、

ついでに徒歩では振り切れず倒しても断末魔とばかりに魔法を放ちます。

よって一切相手にせず走れるところまでイベーションしながら走るのが得策と判断。

まずは走りやすいように夜の闇を克服する為黒ポーションを作成。

90%を失敗してみたりするけどね。

2度目でキッチリ成功させました。

後はいつも通り気がつかれないように走り、イベーションを連打するだけです。

あーあ、いつもこれだよ…

 

 

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