#266 積み上げられた文化

 

マジンシアが明日にでも戦火に包まれると言う張り詰めた状況の中、

新しいギルドハウス、石さんちの内装で頭を悩ませていたのですが、

ふとした弾みで「ログインしたら家がすごろくだったら驚くよね」と言う事ですごろくを作ってやる事にしました。

一応完成と言う状態が整い、ちょうど良く家主がログイン。

予測どおりの言葉が聞けたので満足。

ハロウィーンの内装が終わったら今度は正月だろうと言う事にしましたけども、

まだこの時、ハロウィーン終わって間もないくらいです。

そんなわけで恒例の家主を畳み込むモードに突入。

必死に抵抗する家主ですが、皆の家をどうするかの相談には多勢に無勢は良くないはず。

ですがその姿勢は貫き通そうとしています。

…家主を強引に納得させた事にして、Izumoの文化祭へ行く事にしました。

ニュジェルムで行うようなのですが、なにやら気合の入った宣伝や装飾がされています。

矢印の方向へと進んでいくと

物凄い数のネームタグを発見。

キットココが会場の中心部でしょう。

パンフレットを貰って開会式を見学。

ヴェスパー行商組合の協賛という事でSPOOKYじいさんの姿も。

UOと言うゲームがプレイヤー達が集って、或いはプレイヤーとGMの二人三脚で10年でくみ上げてきた文化を

改めて認識しようと言うのが起因だったようです。

このイベントも、プレイヤーが装飾した物がいくらかありますが、GM設置のオブジェクトなんかもあったりします。

開会の挨拶が終わり、周りを見渡すとUO伝統の露店形式が広がっていました。

更に先ほどの会場では雪だるまとの漫才。

見事な腹話術です。

二人で歌っているのは童謡森の熊さん。

UOアレンジしていますが、

内容は、テイム修行の皮肉交じりでした。

テイムアンドリリースアンドデス、しかる後に皮や肉を頂戴すると言うテイマーが通る道。

更に演劇用のステージも設置されていて何かが始まるようなのですが

ジェスタースーツでバシネット、足が剥き出しの人が歩いていると言う時点で

既に見世物が始まってるともいえる。

露店通路の近所には設置された噴水、酒の泉が出来ていました。

ピッチャーがあればくみ出してタダ酒が鯨飲できるようです。

そのそばには酒場エリア。

酒場もまた、街中のそれ以外にもプレイヤーが家等を改造して作り、そこが憩いの場として人が集まってくると言う

一つの文化としてUOに定着している物です。ココで集まった人たちがなんとなく冒険に出るなんて事もあるので

まさに一期一会、或いは長い付き合いが生まれる場所の定番と言えるでしょう。

露店も時間が経つに連れて賑やかになっていき、いつも壱の市で営業しているミートパイの店も出ていました。

この雑踏の中掘り出し物を見つけると、また嬉しいんだ。

…と、いろいろ見回ったりしているとあっという間に時間が過ぎてしまったので会場そばの宿でログアウト。

一晩経過するとツワモノどもが夢の後と言った所か、閑散としていて見当たったのはクエストのNPCエスコートのみ。

ためしに行き先を聞いてみると…

死ぬよ?

 

 

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