#82 平穏のコーヴ

 

アーチャーをやってると言う事で、突然Maxがボウガン用の矢をくれました。

一人じゃとても撃ち切れない量を。

それからカウンセラーの人がデルシアに居ました。

話によると今色んな所で話を聞きながら旅をしているとの事。

カウンセラーの人はボランティアで、このキャラ以外はちゃんと普通のプレイヤーです。

なので結構フレンドリーに接してくれたりしてくれます。

HPバー出してカーソル合わせるとモンスターとか犯罪者と一緒でグレーだけど。

また別の日、一人イルシェナーをぶらぶらしていたら突然鍵のかかった木箱を発見。

普通こう言うのはそばにジプシーとかオークとかリザードマンとかがキャンプを張っていて出るもので、

道端にいきなり湧いて出ると言うのはダンジョンと危険地帯以外ではないはずなんですが、

なんて事の無い山道に堂々とありました。Crashじゃないので開けられませんでしたけども。

そしてふらふらしているとオークに支配されていたコーヴが開放されたと言う情報を手に入れ、早速コーヴに行きました。

銀行も普通に機能していて、NPC傭兵とかNPCエスコートとかたくさんNPCが居ました、プレイヤーは居ませんでした。

でもその代わりについこの間まで支配されてたってのにそれをニュースとしない大らかなタウンクライヤーが居たり。

それでも人が居ない事以外は平和な田舎町に変わりはありません。

畑では普通に野菜を失敬して新鮮そのままで食べられるし、

桟橋を歩いてたら突然ワケも分からず死ぬし。

よく見たらなんか踏んだらえらく痛そうなものが出たり引っ込んだりしてた。

何でこんな物があるのかってのと危険を促すとかそう言う方面のフォローが全く無いのが凄いぜ、コーヴ。

で、町の中に野良ヒーラーが居たので蘇生してもらおうと接近したら二人揃ってストライキ中だった。

しかもそばにいるエスコートは現在進行で銀行付近がオークと腐食獣に襲われてる

かつてのココより危険なユーに行きたがってるし。勝手に行け!

そんなわけで生き返ることもままならずヒーラーハウスを探そうとした時にふと気がつく。

野良ヒーラーが堂々と街中にいるって事は、ココヒーラーハウス無いんじゃないか?

しかし持ち前のヒーラーダッシュ能力によりあっさり発見して罵詈雑言とともに蘇る。

コーヴに戻って回収を済ませ、じっくりとフルカラーで見学。

カラーで見てみるとますます痛そうだし、滅茶苦茶痛そうな物が追加で出たり引っ込んだりしてるしで超過激。

…これをしばらく見学していると、ある事が分かりました。

放って置くと生態系と地域住民に甚大な被害を及ぼす。

 

 

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